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量産開発品

PEPCD™は、耐薬品性や耐熱性を強化し、相溶性を高めた常温液状のポリオールです。優れた柔軟性と強度といったPTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)と似た特性を持ちながら、PTMGでは発現が困難であった耐薬品性、耐熱性、透明性をプラスチックに付与することができます。

PTMGは、その優れた柔軟性、耐摩耗性、低温特性等から、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)やポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマーの原料として広く使用されております。一方で、結晶性が高く、常温では固体のため、塗料・コーティング用途には不向きとされています。
PEPCD™は、常温液状で相溶性も向上しているため、塗料・コーティング用途はもちろん、ポリオールブレンドや相溶化剤としても使用することが可能となりました。また、透明性が高いため、チューブや意匠性や発色性の高いフィルム用途にも使用いただけます。

三菱ケミカルはPEPCD™の量産技術を確立しており、市場開発の進展に合わせた安定供給が可能です。

BioPTMG

今般、三菱ケミカルは植物由来の原料を使用した環境配慮型のポリオールであるBioPTMGを開発し、サンプル提供を開始いたしました。
BioPTMG(開発品)は、ポリウレタン樹脂やポリエステル樹脂の原料として石油由来のPTMGと同等の性能を有しており、反発弾性、耐摩耗性、耐加水分解性、 低温での柔軟性等の優れた特性を生かして、インテリア、ファッションから工業資材に至るまで幅広い分野での活用が可能です。

  • PTMG: PTMEGとも略され、ポリオキシテトラメチレングリコール(Polyoxy tetramethylene glycol)、ポリテトラヒドロフラン(Poly tetrahydrofuran)などの名称があります。
  • グレード:
    BioPTMG650、BioPTMG1000、BioPTMG2000、BioPTMG3000
  • CAS No.:
    25190-06-1
  • 化審法:
    (7)-129
  • 毒物及び劇物取締法:
    該当せず
  • 消防法:
    危険物 第4類 第4石油類 危険等級Ⅲ(BioPTMG650)
    指定可燃物・可燃性固体類(BioPTMG1000, 2000, 3000)

PTMG

PTMGは1級ヒドロキシ基を両末端に持った線状のポリエーテルグリコールです。
PTMGは三菱ケミカル独自技術によるバッチ法プラント、連続法プラントを有しており、様々な平均分子量のグレードのご提供が可能です。


BioPTMG(バイオPTMG)

無水マレイン酸

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無水マレイン酸

無水マレイン酸は、ブタンまたはベンゼンなどのC4炭化水素を、酸化バナジウム系触媒の存在下で空気酸化して製造されます。加水分解によりマレイン酸、加アルコール分解によりエステルを生成します。

  • CAS:No.108-31-6(T)
  • EINECS:No.203-571-6
  • 化審法:No.2-1101
  • 安衛法通知物質:554
  • 毒物劇物取締法:劇物
  • 消防法:該当せず

THF

THF(テトラヒドロフラン)は、沸点が低く安定な物質で、優れた溶解性を持っているため、各種材料の溶解や反応溶媒として幅広く利用されています。また、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)などの合成原料にも用いられています。 弊社では、独自の技術によりブタジエンを出発原料として、1982年より四日市事業所において、高純度、高品質のTHFの製造を行っています。

  • CAS:No.109-99-9(T)
  • EINECS:No.203-726-8
  • 化審法:No.5-53
  • 安衛法:No.5-53
  • 安衛法通知物質:367
  • 毒物劇物取締法:該当せず
  • 消防法:危険物第4類第1石油類(水溶性液体)危険等級Ⅱ
  • 国連分類:3
  • 国連番号:2056

NMP

NMP(N-メチル-2-ピロリドン)は優れた特性を持つ極性溶媒です。非常に高い溶解性を持ち、且つ高沸点・低凝固点であるため取扱いが容易で非常に広い範囲で使用されています。

  • CAS:No.872-50-4(T)
  • EINECS:No.212-828-1
  • 化審法:No.5-113
  • 安衛法:No.8-1-1014
  • 毒物劇物取締法:該当せず
  • 消防法:危険物第4類第3石油類(水溶性液体)

GBL

GBL(γ-ブチロラクトン)は、凝固点が低く、沸点が高い安定な物質で、かつ特異な溶解性および電気特性を有するため、特殊樹脂の溶剤、写真や電池、電解液分野への応用など幅広く使用されているほか、その化学反応性を利用して各種誘導体が合成されています。

  • CAS:No.96-48-0(T)
  • EINECS:No.202-509-5
  • 化審法:No.5-3337
  • 安衛法:No.5-3337
  • 毒物劇物取締法:該当せず
  • 消防法:危険物第4類第3石油類(水溶性液体)

12BG

12BG(1,2-ブタンジオール)は隣接する炭素上に1級ヒドロキシ基と2級ヒドロキシ基を持つ分枝グリコールです。三菱ケミカルでは、純度の異なる2グレードを提供しています。ジカルボン酸(例えばフタル酸やアジピン酸など)と反応してポリエステルポリオールや可塑剤として使用する事が出来ます。不飽和ジカルボン酸(例えば無水マレイン酸など)と反応させ不飽和ポリエステル樹脂の原料として用いることも可能です。また、高純度グレードは、インキ溶剤、界面活性剤原料などに使用することが可能です。

  • CAS:No.584-03-2(T)
  • EINECS:No.209-527-2
  • 化審法:No.2-235
  • 安衛法:No.2-235
  • 毒物劇物取締法:該当せず
  • 消防法:危険物第4類第3石油類(水溶性液体)

14BG

14BG(1,4-ブタンジオール)は1級ヒドロキシ基を両末端に持った直鎖グリコールです。高性能のポリエステルやポリウレタン樹脂の原料として、また、テトラヒドロフランやガンマブチロラクトンなどの工業薬品の原料としても使用されます。 弊社では、独自の技術によりブタジエンを原料として、1982年より四日市事業所において、高純度・高品質の14BGの製造を行っております。

  • CAS:No.110-63-4(T)
  • EINECS:No.203-786-5
  • 化審法:No.2-235
  • 安衛法:No.2-235
  • 毒物劇物取締法:該当せず
  • 消防法:危険物第4類第3石油類(水溶性液体)

BENEBiOL

高耐久バイオウレタン原料

  ポリカーボネートジオール(PCD)はカーボネート構造を持ち、ヒドロキシ基を両末端に持ったポリオールです。イソシアネート化合物(例えばMDI、TDI、IPDI、H12MDI)などと容易に反応し、一般的に耐久性や耐薬品性等の機能を持つポリウレタン樹脂が得られます。
  BENEBiOL™は弊社独自の製造技術により開発した、植物由来PCDです。各グレードの”キーモノマー”がもたらす特徴により、一般的なPCDの特徴に加え、従来PCDの弱点であった柔軟性と耐薬品性の両立、耐汚染性、特徴的な触感など、優れた機能をポリウレタン樹脂に付与できます。
  また、一部に植物由来原料を用いており、ポリウレタン樹脂をバイオ化、石油由来PCDと比較してCO2排出量を削減し、サステナブルなものづくりに貢献できる素材です。

BENEBiOL™を使用したポリウレタン樹脂の特徴

  • サステナブル:植物由来原料の使用(一部グレード:非可食植物由来原料使用)
  • 長く、きれいに使用可能:透明性 耐汚染性 耐薬品性 耐久性 耐候性 靭性
  • 個性豊かな触感:柔軟性 高硬度 ソフトフィール感 フィット感

一般社団法人日本有機資源協会 (JORA)
バイオマスマーク認定取得済み
※対象グレード:NL1010DB, NL2010DB NL2030DB,NL2000D,NL3010DB,HS0830B,HS0840B,HS0840H, HS0850H、その他特殊グレード

登録番号 No.709

日本バイオプラスチック協会(JBPA)
バイオマスプラスチックポジティブリスト登録済み(左記はHS0830Bの例)
※対象グレード:NL2030DB、HS0830B、 HS0840B、HS0840H、HS0850H、その他特殊グレード

お問い合わせ[別窓表示]

PBT樹脂は、テレフタル酸(TPA)と1,4-ブタンジオール(1,4-BG)を重縮合して得られるポリエステル樹脂です。
電気的特性、耐薬品性、成形性、着色性等に優れる特長を活かし、近年特に電気・電子分野、自動車分野、高機能フィルム等の材料としてご採用いただいております。

XANTAR™ は優れた透明性・耐衝撃性・難燃性・耐熱性・電気特性を有しており、幅広い用途に長年採用され続けてきた実績のあるポリカーボネート製品です。

ホルムアルデヒド構造式

ホルマリンとは、ホルムアルデヒドの水溶液で、無色透明・刺激臭のある液体です。プラスチックスや樹脂、合成ゴム、塗料等の原料として、また標本の保存液として使用されます。(別名:メチレンオキサイド・メタナール・メチルアルデヒド)

昭和32年よりホルマリン製造を開始した当社が誇る触媒技術により50%の高濃度品をはじめ、ご要望により希釈品など様々な規格のホルマリンをご提供いたします。

紙力増強剤や高分子凝集剤などの原料として用いられるほか、各種化学品合成原料として使用されます。
海外では、石油採掘用薬剤として多く使用されています。

ダイヤイオンRシリーズ(両性イオン交換樹脂)

ダイヤイオン™AMP03は架橋ポリスチレン骨格に4級アンモニウム基とカルボキシ基を導入した両性イオン交換樹脂です。粒子は260µmの均一粒径のため、電解質と非電解質との分離や電解質相互分離(塩化ナトリウムと硫酸ナトリウムなど)等で溶離ピークがシャープです。

アクリル系

弱塩基性陰イオン交換樹脂は、架橋したポリスチレン骨格またはポリアクリル酸エステル骨格に、一~三級アミノ基を官能基として持つ陰イオン交換樹脂です。NaCl、Na2SO4のような中性塩の陰イオンを交換することはできませんが、HCl、H2SO4などの鉱酸やNH4Clのような弱塩基の塩の陰イオンをイオン交換することが出来ます。

強塩基性陰イオン交換樹脂Ⅰ型の構造

陰イオン交換樹脂は、官能基としてアミノ基を導入したイオン交換樹脂でClイオン、SO4イオンのような陰イオンを交換することができます。官能基であるアミンの塩基性の強さにより強塩基性陰イオン交換樹脂と弱塩基性陰イオン交換樹脂の2種類に分けられます。 四級アンモニウム基を持つイオン交換樹脂は、NaOH、KOHなどの強アルカリと同様に解離して強い塩基性を示し、強塩基性陰性イオン交換樹脂と呼ばれています。

メタクリル酸系弱酸性陽イオン交換樹脂

弱酸性陽イオン交換樹脂はカルボン酸基(-COOH)を交換基として持つ陽イオン交換樹脂です。メタクリル酸系とアクリル酸系の2つの種類があります。アクリル酸系の弱酸性陽イオン交換樹脂は、炭酸塩硬度が高い水の処理に、メタクリル酸系は、抗生物質やアミノ酸の精製等に使用されます。

ダイヤイオンシリーズ(強酸性陽イオン交換樹脂)

強酸性陽イオン交換樹脂は、架橋したスチレン骨格にスルホン酸基を持つビーズ状製品です。 全てのpH領域(0~14)で使用でき、温度にも比較的安定で100~120℃の高温にも耐えることから、純水・軟水製造の水処理を始め、医薬品・食品の精製、触媒等広い分野で使用されています。

高放熱絶縁樹脂シートイメージ

インバーターなどに搭載されるパワーモジュールに好適な、高い放熱性と高い絶縁性を両立した樹脂シートです。独自開発のカードハウス状BN(窒化ホウ素)フィラーを配合した高純度樹脂シートで、高放熱用途で広く用いられている窒化ケイ素基板と同等の絶縁性と放熱性を達成(弊社調べ)致しました。

窒化ガリウム基板

三菱ケミカル製の窒化ガリウム(GaN)基板は、自社で永年培ってきたHVPEと呼ばれるエピタキシャル技術と化合物半導体の加工技術を用いた、高品質な単結晶基板です。 均一かつ高品位な結晶性と表面品質が特長です。プロジェクター光源や高輝度ヘッドライトに使用される青色及び緑色レーザーダイオード(LD)用基板として使用されています。
また、より低欠陥・高生産性を実現すべく、アンモニアの超臨界状態を活用したSCAAT™ (*)及びSCAAT™-LP(**)の開発を行い、パワーデバイスや高周波デバイスなどのパワーエレクトロニクス用基板として、幅広い用途展開を進めていきます。

  • *SCAAT™は、三菱ケミカル株式会社が実施する酸性アモノサーマル技術のブランドネームです。 この技術は、国立大学法人東北大学、株式会社日本製鋼所及び当社の協力により確立したものです。
  • **SCAAT™ -LPは、三菱ケミカル株式会社及び株式会社日本製鋼所が実施する低圧酸性アモノサーマル技術のブランドネームです。 この技術は、国立大学法人東北大学、株式会社日本製鋼所、三菱ケミカル株式会社の3者で共同開発したものです。

NEWS LETTER   未来社会を支える素材「GaN(窒化ガリウム)」[PDF]859KB)

改訂履歴(2022年6月10日実施)

  • 改定内容
    • “三菱ケミカル独自の液相成長技術(Super Critical Acidic Ammonia Technology, 以下「SCAAT™」)” という文言を削除
  • 改定の趣旨
    • 国立大学法人東北大学多元物質科学研究所(以下、東北大学)から、当社が実施する酸性アモノサーマル技術(SCAAT™)は、当社独自の技術ではなく、東北大学および株式会社日本製鋼所の協力のもとに確立した技術であるとの指摘がありました。当社は東北大学の指摘を真摯に受け止め、関連する記事の一部を訂正いたしました。
      詳細はこちらをご確認ください。[PDF]130KB)

GOS シンチレータセラミクス外形図

特徴

  • 高輝度
  • 短残光、低アフターグロー
  • 様々なプレートサイズでの供給可能
  • お客様によるアレイ加工が可能
  • RoHSフリー
  • 高耐湿性
  • 医療、セキュリティー、工業用のX線検出器への適用(CT-scanなど)

X線シンチレータスクリーンDRZ

シンチレータはX線などの放射線を可視光に変換する材料で、TFTやCCD、CMOSセンサーなどの光検出器と組み合わせることで、測定物の画像を効率的にデジタルイメージに変換することができます。 三菱ケミカルのシンチレータは独自の蛍光体製造技術及び加工ノウハウにより医療用X線画像診断装置や手荷物検査装置などに使用されるDRZシリーズをはじめ、異物検査用などの高速ラインセンサーに使用されるShort Decay and Low Afterglow Type(短残光)など、優れたデジタルX線撮影装置用シンチレータを製品化しています。

蛍光体とは、紫外線や可視光など、外部からの光エネルギーを吸収し、光に変換する材料です。
三菱ケミカルでは、半世紀以上にわたる蛍光体開発・製造経験を持ち、その過程で培った卓越した蛍光体製造技術により、光デバイス(LED・レーザー等)用蛍光体を提供しております。

MPG(天然黒鉛系)/ ICG(人造黒鉛系)

三菱ケミカルのリチウムイオン二次電池用負極材には、天然黒鉛系のMPGと人造黒鉛系のICGがあります。MPGは急速充放電に優れた特性を有します。ICGは高容量で優れた寿命特性を有しております。

お客様各位:
ヒシチューブ™(下記全品種)は、2024年9月末日をもって販売終了とすることを決定致しました。
なお、受注は2023年9月末をもって既に終了しております。

加熱により収縮し、簡単に被覆加工ができる筒状のプラスチック チューブです。様々な分野で、絶縁・識別表示・保護・改竄防止などの幅広い用途でご使用頂いています。すべての製品はRoHS(Directive 2011/65/EU)に対応しております。また、RoHS(Directive 2015/863/EU)対応品もございます。
各製品の特性やサイズについては関連資料のカタログPDFをダウンロードしてご覧ください。

カーボリーダーは、軽量・高剛性・高危険回転数を同時に実現するカーボンロールです。二次電池用セパレーター・光学用途をはじめとしたフィルム全般・印刷・製紙などの幅広い分野において使用されており、生産品質向上、及び生産スピードアップ、不良率低減等による生産性向上、コスト低減に大きく寄与しています。

C/C(Carbon Fiber Reinforced Carbon)コンポジットは炭素をマトリックスとして炭素繊維で補強したものであり、高強度、高弾性、高靭性、かつ超高耐熱性を有し、1000℃以上でも使用可能です。

C/SiCはCMC(セラミックマトリックスコンポジット)とも呼ばれ、セラミックスをマトリックスとした複合材料であり、当社のCMCは炭素繊維で強化されています。C/Cコンポジットよりさらに高強度、高弾性であり、用途により使い分けることができます。

炭素繊維複合材料は、”CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)”とも呼ばれており、炭素繊維を樹脂(主にエポキシ樹脂)で固めた複合材料です。
軽くて強い、軽くて硬い材料としてスポーツ用途から産業用途、航空機、自動車に至るまで幅広い用途で使用されています。樹脂を選ぶことにより耐熱性や耐衝撃性、難燃性なども付与することができ”部品の軽量化”、”自由な強度、剛性設計”など従来の金属やセラミックスにない優れた特性を生かすことができます。

GDL(Gas Diffusion Layer)は、燃料電池用ガス拡散層基材です。炭素繊維・複合材料技術をベースとして開発したカーボンペーパータイプの製品です。

炭素繊維ペレットは、炭素繊維をさまざまな樹脂に配合し、従来の強化樹脂に対して優れた性能を発現することができる熱可塑性成形材料です。用途に応じてベース樹脂や炭素繊維を使い分けることで高度な物性を発揮します。

炭素繊維FMC(CF-SMC)はカットした高強度炭素繊維に熱硬化樹脂を含浸させたシート状の中間材料です。プレス成形が可能な材料で、従来のオートクレーブ成形やオーブン成形と比べ、大幅に成形時間を短縮することが出来ます。
また、長繊維を使用した炭素繊維の中間材料に比べ、短繊維をランダムに配置することで流動性を確保し、リブやボス等複雑形状のパーツを成形することが可能となります。

開発品

三菱ケミカルが新たに開発したKyron™ ULTRAは、炭素繊維にエンジニアリングプラスチックを含浸させたシート状の中間材料です。炭素繊維を一方向に引きそろえたUD(Uni-Directional)プリプレグの形態を持ち、高機能化した炭素繊維複合材料です。

炭素繊維は、高強度かつ高弾性率でありながら比重が鉄の4分の1であり、様々な分野で高強度化、高剛性化、軽量化を可能とします。
フィラメントを所定の本数に束ねた無撚の長繊維束である炭素繊維トウは、炭素繊維製品群の最も基本となる材料です。

炭素繊維ファブリックは炭素繊維を織物にしたものです。織物にすることでドレープ性に優れ3Dの賦形に適した材料となります。また、その優れた意匠性から外観用途にも需要の高い材料です。
また、意匠用途のみならず1プライで2方向以上の積層が可能となり、積層効率に優れる材料でもあります。

炭素繊維チョップドファイバーとは、炭素繊維トウをカット(チョップ)した製品です。また、炭素繊維ミルドファイバーとは、チョップドファイバーを粉砕機ですり潰し、粉(ミルド)状にした製品です。
チョップドファイバーは通常3mm-6mmの長さ、ミルドファイバーは通常200µm以下の長さの短繊維のことを言います。ともに、熱可塑性樹脂やゴムなどの物性強化、導電性・熱伝導の付与に使用されます。

リペラーク:
従来の鋼板補強やコンクリート巻き立て補強に比べ重機不要による工事の簡素化及び短工期が可能となります。「リペラーク」の高強度・軽量・高耐久性また優れた施工性は、橋脚・床板・柱・煙突等の補修・補強に高い評価を得ています。

eプレート/リードライン:
予め工場成型した炭素繊維複合材料(CFRP)部材を貼り付けたり、埋め込むことで補強できるため、炭素繊維シート補修補強のような樹脂の含浸作業や必要補強量の積層などがなく、更に施工工程の短縮と施工品質の向上することができる補修・補強材料です。

テファブロック™ CPは、非晶性ポリオレフィンをベースにした製品であり、高い透明性を有するだけでなく、他の環状オレフィン(COP/COC)にはないユニークな特性を持っています。
透明性を活かした太陽光パネルカバー材料等の光学用途向け、低誘電特性を生かした5G,6G等の高速通信用途向けの展開を図っており、お客様のご要望に応じた製品設計を行うことも可能です。

※医療用途検討の場合は、Zelas™ CP をご紹介しております。

リンクロン

Linklon™は、ポリマー中に導入されたシラン化合物を利用して架橋反応が進行するシラン架橋性樹脂(ポリオレフィン)です。架橋することで、熱的特性、機械的特性、化学的特性等が大幅に向上します。電線用絶縁被覆材、給水給湯用パイプ、床暖房用パイプ、太陽電池封止材等に使用されています。

合成紙 ユポ®

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ユポは独自の製法により開発された、強くてしなやかな「フィルム法合成紙」です。「森林資源の保護」を目的に「一般紙に代わる夢の紙」として開発されました。

ユポの主原料は、ポリプロピレンと無機充填材です。木材パルプは原料に使用しません。ユポは、これらの主原料に少量の添加剤を加えたものを原料として、二軸延伸フィルム成形法により「ミクロボイド(微細な空孔)」を発生させながら成膜されます。このプロセスにより、ユポは、主原料に由来するプラスチックフィルム同様の「耐水性・耐久性」に優れた特徴を持ちながらも、ミクロボイドに起因した紙のような「しなやかさ、印刷・筆記適性」をあわせ持ちます。

これらの特性を活かして、ポスターからシャンプーボトル、レストランのメニュー、園芸用ラベルから工業用途まで、私たちの暮らしに身近な場所で幅広い用途に使われています。

詳しくは、ユポ・コーポレーションの製品情報サービスサイトでご確認ください。

三菱ケミカルリサーチでは、経験豊富な情報のスペシャリストが、多種多様なデータソースから、お客様のニーズに合った情報を抽出・選択し、データベースの作成、調査・解析・提言の構築まで、幅広くご提案させていただきます。
また、サイエンス系シンクタンクとして、特に化学分野で 先鋭的かつ総合的な調査・分析から、事業戦略立案に必要なコンサルティングまでを確実に遂行します。各分野のビジネスの経験者ならではのノウハウを生かしたハイクオリティなパフォーマンスをお約束します。

化学プラントで培った経験を生かし、アルコールプラントの精製条件や省エネ性能などお客さまのご要望に合わせたご提案を行い、設計から建設・試運転サポートまでのトータルサービスを提供しています。

自己熱再生技術

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プロセス蒸気を圧縮すると断熱圧縮によって蒸気の温度が上昇し、圧縮前には利用できなかった熱エネルギーが循環利用できるという原理による技術です。圧縮機を利用するため電力を必要としますが、水蒸気などの熱エネルギーを使い続ける場合と比べ、ランニングコストを大幅に削減することができます。

通常の商用電源を利用した電磁誘導により、槽・パイプ等に直接2次電流を流すことで缶体を発熱させ(ジュール熱)、内部流体を加熱する装置です。反応槽型・多管型・蛇管型の3タイプがあり、お客さまの多様な温加熱のニーズにお応えします。

省スペース・省エネルギー・自動制御運転による省人化を考慮した設計により、イニシャルコストとメンテンナンスコストを最小限に抑えたシステムを提案します。新規設備のみならず、既存設備の改善も可能です。

電子デバイス部材の光学フィルム・食品分野の包装材料・医薬医療分野のフィルム等、製造工程における異物や細菌等の混入は、製品性能上致命的になります。当社は、高機能光学フィルム・コンバーティング・医療関連製品工場等、高度なクリーン化を要求される施設のエンジニアリングを提供しています。

現実世界(リアル)の現場ではわからない・検証できない事象を、シミュレーションやデータ解析で改善するDX・ITソリューションを提供しています。多くの生産現場で蓄積した当社のノウハウは工場の製造改革はもとより、これまでにない新しい価値の創造や、新たなビジネスへのチャレンジ、組織や風土の改善など企業価値の向上に貢献します。

地震に強い特徴を持つ井戸からくみ上げた地下水を浄化し、上水道との2元化により災害時にも水ライフラインを確保し、事業継続(BCP)を可能にするシステムです。
東日本大震災以降、災害時に地域住民に飲料水を提供する協定を自治体と締結するお客様も増えており、CSR面でも活用されています。
初期投資なく水道料金削減可能な契約形態と相まって、病院、介護施設、工場、学校、商業施設など、全国1,250件件以上の施設でご利用いただいております。

ソルライト™

ソルライト™は、リチウムイオン二次電池向けを主用途とし、リチウムイオン一次電池、アルミ電解コンデンサーなどにも使用される有機溶媒系電解液です。
機能性添加剤により、電池性能を大幅に向上させることが出来ます。

カーネル™は、プラスチック特性とエラスチック特性を持つ非常に柔軟で透明な画期的な新しいポリマー、メタロセン系プラストマーです。

レクスパール™ EEAは、エチレン-アクリル酸エチル コポリマーで、ノンハロ難燃コンパウンドやアスファルト改質に使用されます。

ノバテック™LDはクリーンで加工性に優れた高圧法低密度ポリエチレンです。

ノバテック™LLは幅広い用途に対応出来る気相法リニア低密度ポリエチレンです。

ノバテック™HDはあらゆるニーズに対応できる高密度ポリエチレンです。