無水マレイン酸

無水マレイン酸は、ブタンまたはベンゼンなどのC4炭化水素を、酸化バナジウム系触媒の存在下で空気酸化して製造されます。加水分解によりマレイン酸、加アルコール分解によりエステルを生成します。

  • CAS:No.108-31-6(T)
  • EINECS:No.203-571-6
  • 化審法:No.2-1101
  • 安衛法通知物質:554
  • 毒物劇物取締法:劇物
  • 消防法:該当せず

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無水マレイン酸とは

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無水マレイン酸は分子内に2重結合、および、2つのカルボニル基を有するため、反応性に富み、生分解性も良好な物質です。

一般名 無水マレイン酸(Maleic Anhydride)
マレイン酸無水物(Maleic Acid Anhydride)
2,5-ジヒドロフラン-2,5-ジオン(2,5-Dihydrofuran-2,5-dione)
フラン-2,5-ジオン(Furan-2,5-dione)
2,5-ジオキソフラン(2,5-dioxofuran)
トキシル酸無水物(Toxilic Anhydride)
構造式
官能基・化合物分類 酸無水物、二重結合
CAS No. 108-31-6
化審法 (2)-1101
毒物及び劇物取締法 劇物
消防法 該当せず
分子量 98.1
外観 白色昇華性結晶
臭い 刺激臭がある
比重 1.48
沸点(℃) 202
融点(℃) 52.8
溶解性 水、メタノールに易溶
蒸気密度 3.4
引火点(℃) 102
発火点(℃) 477

当社は昭和46年より水島事業所において、C4留分を原料とし生産をスタートした後、現在はブタンを原料として生産を行っております。

用途

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無水マレイン酸は食添用途から工業用途に至るまで、幅広い分野の原料として使用されています。

  • 合成樹脂原料(不飽和ポリエステル)
  • 塗料
  • 樹脂改質剤
  • 塩ビ安定剤
  • 食品添加剤(フマル酸、コハク酸、リンゴ酸)
  • 農薬
  • 紙サイズ剤
  • イミド類
  • 界面活性剤
  • 可塑剤(DOM、DBM、DEM)
  • その他(GBL、14BG、THF)

貯蔵及び取扱い

無水マレイン酸は消防法に該当しません。
取り扱いに際しては、吸入、目や皮膚への接触を防ぐため、保護めがね・ゴム手袋などの保護具を着用して下さい。
皮膚に触れた場合は直ちに石鹸と水で洗い流して下さい。
詳細は弊社発行の安全データシート(SDS)をご参照下さい。

製品規格・荷姿

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製品規格

項目 規格値
外観 透明液体
水溶状 無色透明
凝固点(℃) 52以上
純度(%) 99.5以上
溶解試験(ハーゼン) 20以下
鉄(%) 0.0005以下

荷姿

ISOコンテナ 20ton
ローリー 10ton

関連資料

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SDS(安全データシート)

製品に関するお問い合わせ


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三菱ケミカル株式会社
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C4・PBT事業部(海外向け、及び技術関連)
  • TEL:03-6748-7175

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