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OUR DREAM

「何ごともない」が、
工場にとって、
最高の褒め言葉。

製造技術

化学系専攻
2015年入社

A.Murai

繊維分野を専門とする大学で高分子フィルムの研究を行い、三菱ケミカル入社後はシュリンクフィルムの製造現場を担当。とくに安全の面から現場を考えることを意識している。理想は、お互いに厳しくもやさしい現場・世の中。

01

人の行動は、
すぐに変えていける。

私の担当している現場で製造しているのは、シュリンクフィルム。主に商品の包装などに使われるフィルムで、ペットボトルラベルなどが代表的な用途です。シュリンクフィルムの製造現場におけるひとつの特徴が、人の手による作業が比較的多いこと。必然的に、製造技術としての仕事も、人のマネジメントがカギとなります。もちろんIoTの活用やDX導入なども検討は必要です。一方それらの導入はすぐに叶うものでもなければ、現場はゼロから理想的につくれるものでもありません。新規設備の導入は、時間のかかるものでは2年ほど。丸ごと現場を変えることだけを考えていては、時間がかかりすぎてしまうのです。いまある現場をいかに改善するか。どうやってルールを徹底するか。小さな積み重ねをすることも、のちには現場を大きく変えていくための業務です。

OUR
DREAM

02

大事故を防ぐのは、
小さなルールの徹底。

働く人のマネジメントが大切なのは、誰かのとても小さなミスが、大きな事故につながり得るからです。想像しやすい例として、現場に誰かがボルトをひとつ、置き忘れたと考えてみましょう。ただ置いてあるだけなら問題ないように見えるかもしれません。しかし置き忘れた場所が、人の行き交う通路から、高さ3mにある場所だったらどうでしょうか。3mの高さから、万が一、人の頭めがけてボルトが落下したら。誰かが大怪我をする、大変な事故につながってしまいます。ボルトの置き忘れは、抜本的な仕組みの改革や新規設備導入で解決できることではありません。ここには、人の教育とルールの徹底が必然です。当然、「ボルトを置き忘れるな!」とトップダウンにルールを押し付けるのでは、意味がない。「どうすれば置き忘れをなくせるか」と、ルールも、ルールを守るための方法も、どちらも現場で一体となって考えていくことを意識しています。

03

安全な場所で、安心して働けることもKAITEKIのひとつ。

工場とは、大きなエネルギーが使われる場所であり、多くの化学品を扱う場所です。そして、大規模な火災や爆発、異臭など、様々な事故のリスクをはらんでいる場所でもある。ニュースなどを見ていると、工場における事故は、日本全国でしばしば起こってしまっており、それはとても残念なことだと思います。設備の老朽化によるものかもしれないし、人の不注意かもしれない。原因は様々ですが、どれひとつ、仕方のないことではありません。事故は、防ぐことができるものであるはずなのです。三菱ケミカルの考えるKAITEKIは、便利な製品を生むだけじゃない。安全で安心に、何事もなく、毎日工場を動かしていくことも、まずはつくるべきKAITEKIなのだと考えます。もしも将来、「三菱ケミカルって、何十年も事故が起こってないよね」と誰かに言われることができたら。それは目立たないけれど、私にとっては何より嬉しい。最高の褒め言葉となるはずです。

MESSAGE

本音をぶつけあえる仲間を大切に。

人間は意外と、行った先の場所に適応して、なんとかなるものです。仕事内容や環境には、想像以上にすぐ慣れる。だからこそ重視してほしいのが、一緒に働く人だと思います。この人たちとなら、大変なことでも頑張れそう。この人たちとなら、本音をぶつけ合いたい。そう感じられる場所を、ぜひ探してほしいと思います。

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