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OUR DREAM

世界をKAITEKIにするために、
まずは現場からだ。

製造技術

化学系専攻
2010年入社

A.Takei

「この世のすべては化学物質だ」という兄の言葉に影響を受け、化学の世界へ興味を持つように。とくに興味があったのがプラスチックだったため、将来的にもプラスチックに携わる仕事をしようと三菱ケミカルへ入社。製造担当者として現場の管理を行い、最近では人のマネジメントに力を入れている。

01

製造は、材料や機械よりも、
人をみている。

技術者とは、知識に溢れていなければならない。そう信じていた私が、現場で10年。製造の仕事をやってみると、少し違う視点を持てるようになってきたと感じています。もちろん、知識があるに越したことはないのです。製品をつくる過程一つひとつは、化学の現象ですから。ものが溶ける仕組みを知り、プラスチックの特性を知り、使用する機械がどのように動くか知っていたほうがいい。しかし、製造担当者には、もっと大切なこともある。それが、現場の人を見ることです。人の能力というのは、想像以上にばらつきがあるもの。誰にどんな仕事を任せるか。プラント設備のどこにどんな人を配置するか。コミュニケーションをとり、それぞれの人に合わせながら、現場づくりをしていくのが製造に求められるスキルなのだと思います。

OUR
DREAM

02

人を知れば、
解決の選択肢は増えていく。

人を知ると、現場のつくり方はまるで変わってきます。たとえば、人の手が直接触れると危険な機械を現場で扱わなければならないとき。機械の知識だけで課題解決を行おうとすると、人の手が触れそうになると自動で止まるよう機械に新しい機能をつけることが考えられる。これも、解決策のひとつです。人を見る視点からだとどうでしょう。この場合は、そもそも人の手が触れそうになるオペレーションになっていないか?と考えることができます。決められた導線に無理があるのではないか。機械の使い方に関して、曖昧な教育がされていないか。つい人が考えてしまうこと、やってしまう行動を踏まえて、現場の運用を改善していくことができる。課題解決へ向けた選択肢はグッと増えます。製造の仕事とはそうやって、現場の機械や製造状況を見るとともに、現場の人のこともしっかりと見て、的確な判断と現場づくりを行うべきなのです。

03

一人ひとりが現場をよりよく。
結果的に、世界もよりよく。

高性能な製品が世界中で人々の生活をよりよくしたり、サーキュラーエコノミーを意識したやり方に変えていくことで環境にいい企業となったり。これらは三菱ケミカルの夢であり、私の夢でもあります。規模が大きく、長い時間をかけて、達成していくものです。そして、大きな夢へ向かっていこうとするならば、身近なことをまずは着実に、というのが私の考え。世界にKAITEKIをもたらそうとするためには、自分が担当する現場をKAITEKIにしなければならないと意識しています。熱かったり重かったり、安全が保たれていない作業がなくなるように。品質やコストをより改善し、お客様に喜んでもらうことができるように。よりよい現場も、よりよいものづくりも、何もないところからは生まれません。日々現場に立ち、ヒアリングをして、製品をしっかりと見続けること。当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、当たり前を積み重ねていくことが、世界を変えるその一助になっていくのではないでしょうか。

MESSAGE

やりがいを、自分だけじゃなく、
みんなに。

やりがいに満ち溢れて仕事をするのは、とてもいいことです。しかし自分だけやりがいを感じていても、それはチームでの成果にはつながらないかもしれません。自分の努力する姿が、誰かの刺激になるように。チームと協力して、同じやりがいを感じられるように。周りにもいい影響を生み出す人こそが、結果を出せる人になれるのだと思います。

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