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OUR DREAM

クリーンで、身近に。
化学はもっと、
変わらなければ。

生産技術

化学工学系専攻
2018年入社

H.Shirae

学生時代はカーボンナノチューブの研究に熱中。大規模な新規技術・材料の開発と化学をもっと身近にすること、両方をできる場所として、三菱ケミカルへ。現在は生産技術でプラントのトラブルシューティングと、新規技術の開発を兼務。そのひとつとしてカーボンナノチューブの研究開発に挑戦。無駄なことはやらない、がモットー。

01

化学は、つねに新しいことが
起きる世界。

大学で研究室を選ぶ際、どうしようか迷っていた私は、その年に新しく着任する教授の研究室へ入ることにしました。その教授はカーボンナノチューブの研究者で、最先端の研究をしているらしいぞ、と聞いたことがあったからです。人間の肉眼では見えない世界を、制御する力が存在している。カーボンナノチューブの研究をしながら私が強く感じたのは、そんな化学の面白さでした。化学をもっと身近にしたい。そして世の中に役立たせたい。それがカーボンナノチューブであれば、なおいいだろうと、自分の想いを大事に総合化学メーカーへ就職しました。規模の大きな三菱ケミカルでは様々な製品のことが学べるだろうと、あえてカーボンナノチューブではない分野を扱う生産技術の仕事を志望したのです。

OUR
DREAM

02

環境にいいつくり方を、つくる。

生産技術の仕事とは、製品をつくる中でのトラブル改善と、サーキュラーエコノミーを意識した新規プロセス開発・検討の両方を行います。前者は、製造現場で起こる化学的なトラブルに対し、トレンド解析や現場聴取、実験分析を通して、原因究明、改善提案をする仕事です。後者は現在、とくに力を入れているもの。石油化学はとくに改善の余地が大いにあり、社会の注目度も高いものです。まずは環境配慮の観点から製造プロセスを考えています。排水中の不純物を分解・回収できないか。活性炭を利用して系内循環する不純物を吸着除去・抑制ができないか。今後、カーボンリサイクルの観点の検討も開始していければ、と考えています。そして最近では、開発研究の業務も兼務することに。そのひとつがカーボンナノチューブです。カーボンナノチューブの研究は、やはり面白い。炭素からできているにも関わらず、高い導電性を有し、透明電極やトランジスタなど様々な製品への応用が期待できるのですから。これからどんなことに使えるのだろうと、非常にモチベーション高く、取り組むことができています。

03

面白がれるから、
変化も起こせる。

カーボンナノチューブの研究に再度携わり始めたことで改めて、化学って面白いなぁと感じます。この気持ちは、学生時代から変わりありません。他方、化学をもっと身近で役に立てるものとしていくには、化学は変わっていかなくちゃいけないのだと問題意識も持っています。たとえばヨーロッパでは、環境に配慮していない会社とは取引をしないと姿勢を明確にする企業も多いと聞きます。日本の企業はどうでしょう?全面的に地球環境を大切にし、環境汚染にNOを示す企業は、まだまだ少ない気がしています。しかしだからこそ、規模が大きく、扱う製品も幅広く、SDGsの達成に注力している私たち三菱ケミカルが化学を変える先頭をいくべきだと考えています。排ガス・排水から有用な物質を取り出す技術や、自然にあるものを利用した物質の生成。できることはまだたくさんあると思うし、進行中の研究を聞くと、その度にワクワクします。化学がもっと、世の中にとってクリーンでいいものに変わっていけるように。私自身も、その最先端を担っていきたいと思います。

MESSAGE

経験以上に、熱意と夢を大切に!

どんな経験をしてきたかも大切ですが、どんな夢に向かって、どれだけ熱量をもって取り組めるかも、仕事をする上ではとても大切だと考えています。保守的に変わらずにいるのは楽。しかし、社会の変化に適応も、理想の追求もしないままであるのは、リスクでしかありません。私は、熱意を持って夢を語り、理想を追求していきたいのです。そして本当にやりたいことでなければ、そうはなれない。自分がやりたいと思うことを大事にしながら、社会や会社がよくなる未来を考えて一緒に取り組んで行きましょう。

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