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OUR DREAM

自動車の概念を変える、
炭素繊維の車。

事業系

経済・商学系専攻
2008年入社

K.Sato

就職活動中に知った炭素繊維の魅力をさらに掘り下げようと、三菱ケミカルに入社。自動車メーカー向けの開発営業を担当し、2020年より炭素製品を含めさらに幅広い製品を扱えるオーソライズドセールスのポジションへ。

01

化学メーカーは、家電も車も航空機もつくっている。

就職活動を始めたばかりのとき、私は家電メーカーへ入社したいと考えていました。誰もが知っているような製品をつくりたかったのだと思います。様々なメーカーの説明会をめぐったり、周りと情報交換をしたりするなかで、三菱ケミカルを知ったのは偶然のことでした。しかしこの偶然こそが、私にとっては運命の出会い。炭素繊維なる可能性にあふれた製品の存在を知り、とたんに扱ってみたいと考えるようになりました。炭素繊維の魅力といえば、何にでもなれることです。車にも、航空機にも、そして私が最初にやりたかった家電にも。三菱ケミカルへ入社して炭素繊維の担当となれば、家電に留まらず、もっと色々ないい製品に携われると期待しました。入社後は希望通り、炭素繊維の担当に。現在は自動車メーカーのお客様とともに、自動車の材料として炭素繊維の様々な使い道を考えています。

OUR
DREAM

02

部品ひとつのために、
イチから工場が建つ。

現状、自動車メーカーとの取引においては、炭素繊維は金属の代替として使用されることがほとんどです。しかし炭素繊維は、材料の種類から成型方法まで非常に多様。自動車の部品やボディ、内装と、あらゆる使い方が検討に値するため、多角的な提案を心がけています。もうひとつ、いまの仕事の醍醐味が、規模の大きさです。お客様に既製品を納品して終わりではなく、新たに開発する車に合わせて素材をつくることがほとんど。多くが、オーダーメイドの案件です。規模が大きいときには、工場を新設して専用ラインを用意することもあるくらい。お客様と議論をしながら、並行して社内でも素材の改良を重ねたり、製造ライン立ち上げに向けて調整を行ったり。関係者が多く大変に感じることも多いですが、自ら大きなプロジェクトを動かす実感を持ち、仕事ができています。

03

炭素繊維の可能性だけ、
車の可能性は広がる。

これからの自動車は、二酸化炭素排出量を削減するため、環境への影響を考慮した車種が増えていくはず。そこで、炭素繊維をもっと有効活用できれば、これまでとはまったく異なる自動車をつくっていけると考えています。炭素繊維の最大の特徴は、軽いこと。これを利用すれば、車の軽量化がかないます。車が軽くなればガソリンは少量ですみ、バッテリーの重さが課題であった電気自動車もさらに普及するかもしれません。そして、炭素繊維はこれからまだまだ進化します。加工技術は多様になり、炭素繊維をリサイクルする方法も考えられています。新たな技術が生まれるごと、その分、車も変わることができるのではないでしょうか。未来の車のあり方は、多様にあります。電気自動車や燃料電池車、自動運転など、実際に、様々な技術が生まれてきました。誰もが夢見る、次世代の車の中に、次は炭素繊維でできた車を。車の進化を進めるのは、炭素繊維の進化なのかもしれません。

MESSAGE

「まだまだ」な製品の方が、おもしろい。

すでに世の中で活躍している製品を扱うのももちろん面白いですが、これから可能性のある製品を仕事にするのも、面白そうだと思いませんか。私にとっては、それが炭素繊維でした。炭素繊維は世の中で期待されているものの、やはり金属に比べればまだまだ市場は小さい製品。ここからどう広げていくか。誰も思いついていない使い道があるかもしれない。そこに、自分のオリジナリティを発揮するのもの、大きなやりがいになると思います。

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