MENU

OUR DREAM

地球にやさしい電力も、
私がゆっくり育てていく。

ユーティリティー

電気電子制御系専攻
2013年入社

K.Nakano

基盤製造1部での設計・エンジニアリング業務を経て、基盤製造1部の運転管理業務を行う。現在はチームリーダーとして、マネジメントも担っている。日々基盤製造1部の安全・安定・安価な運転を管理するとともに、より地球に配慮した発電方法など、新たな技術を模索中。

01

様々な専門家に
「化学」は支えられている。

電気を専門に学んで来た学生が就職するなら、よくあるルートは建設業界かインフラ業界。流れに乗ろうか迷う私に、知人からの「化学メーカーで電気系の人材が不足しているらしいよ」という助言は響きました。電気系から、化学メーカー。あまりイメージにはなかったものの、考えてみれば何ら不思議ではありません。化学メーカーには化学の研究者もいるけれど、工場を運営する人もいれば、製品を売る人もいて、機械を設計する人もいる。多くの専門家がいる中で、工場を動かす電力を扱う人も、重要な役割を持っているはずだと気づきました。なるほど、と考えた私は迷わず化学メーカーへの就職を決断。同じように電気を学んできた人とは異なる経験や学びがありそうだと想像できたし、人材不足なら重宝してもらえそうだなぁ、なんて期待もしていました(笑)。

OUR
DREAM

02

発電設備は花のよう。
手をかけ、寄り添っていく存在。

ユーティリティの仕事とは一言で表すと、工場を動かすエネルギーをつくる仕事です。しかし、考えるべき視点は非常に多岐に渡ります。最優先するべきが、安全な操業です。働く人に対する安全管理もありますが、大きなエネルギーを取り扱う発電所では、火災や爆発などの事故が起こる可能性がゼロではありません。自社だけでなく、周囲の工場や近隣住民の方を危険に晒してしまうことになりかねないため、安全管理やルールの徹底は欠かせないのです。それから、安定運用。昨日と同じように今日も工場を動かすことは、じつは簡単ではありません。設備の見回りや、トラブルへのいち早い対処を行うことで、工場は何事もなく動いています。最後に、安価な電力への努力です。電力にコストがかかれば、それは製品の値段へダイレクトに影響してしまいます。製品の安定供給には、電気のコスト意識も大いに寄与しているのです。私はガーデニングが趣味なのですが、電気の仕事とガーデニングとはよく似ていると、しばしば思うことがあります。どこにどんなものを配置しようか考えて、調子が悪くなればケアをする。設備は稼働しているところを、花は咲いているところを見ると誇らしいし、役目を終えるまでずっと寄り添っていくのは、いいものだなと感じています。

03

変わらず稼働するために、
発電方法は変わっていく。

ガーデニングが好きなので、将来の夢はやっぱり、大好きな花に囲まれて穏やかに暮らすこと。そしてもうひとつ、仕事で取り組んでいきたいことも持ち合わせています。それが、電気の側面から、環境にやさしい日本を考えていくことです。石炭や重油を用いた発電のままで環境配慮を考えるのは、日本社会では、ある程度の限界を迎えたと感じています。その中で、新しい方法を模索していかなければなりません。再生可能エネルギーやバイオマス燃料を検討し、並行して発電効率を現在より高められるように。目の前の業務を行いつつ情報収集をし、社内での提案を繰り返しています。私は、組織の中でどんな立場かと問われれば、自信を持って「電気の専門家」だと答えます。環境配慮を始め、安全・安定・安価まですべて。三菱ケミカルの中で電気にまつわることは何でも私ができるのだと、そんな気持ちを忘れないようにしていきたいですね。

MESSAGE

深く、広く、のスペシャリストになる。

今の仕事は、ひとつのことを追求することで、逆に広い視野を身につけることもできると感じています。理由は、組織の中で「専門家」になるから。私でいえば、電気のスペシャリストであることを期待される。逆に言えば、電気のことであればあらゆる質問が社内から寄せられます。電気と機械、電気とコスト、電気と環境、様々です。掘り下げる視点と、広く多くを見る視点、どちらも意識することで、専門家を目指すことができます。

OTHER INTERVIEW |

共に夢を叶える仲間たち

CLOSE
スマートフォンを
縦にしてご覧ください
I'm sorry.