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OUR DREAM

女性に、みんなに、
働きやすい社会をつくる。

設備技術

情報・計算系専攻
2009年入社

Y.Sampo

大学時代に学んでいた制御・プログラミングのスキルを活かしながら、ものづくりに携わる仕事がしたいと考え、三菱ケミカルへ入社。計装設備を扱う計装エンジニアとして現場改善や効率化を図るとともに、女性の働き方や、現場で働く女性のロールモデルについて考えている。

01

「古きよき」は、
いまのベストとは限らない。

私のような計装エンジニアに限らずですが、現場で働く上で大切なこと。それは、古きよきものと新たなチャレンジ、両方を大切にする姿勢だと思います。
私は元々、古きよきものを学びたくて、三菱ケミカルへ入社しました。大きな組織、匠の技術が結集したプラント、何十年と働く工場を保全するノウハウ。続いてきたものを伝承する一員になりたいと考えていたのです。実際に受け継がれてきたものには意味があり、役立てるもの。しかし一人前に仕事を任されるようになり、ただ教わったことを忠実にやっているだけでは、現場をよりよくすることはできないのだとも、気づくことができました。いまが順調に見えるからといって、それがベストとは限りません。もっと効率をあげられるところはないか。もっと安全にできる作業はないか。計装の視点から現場を改善し続けるのも、エンジニアの仕事です。

OUR
DREAM

02

対立を恐れず先頭にたてば、
きっと未来は変えられる。

かつて職人の技頼みだった仕事も、計装システムにより温度・圧力・流量等のプロセスデータを収集し、処理することで品質を一定に、そしてよりよいものづくりにつなげることができます。あるいは、昔は危険とされていた作業も、人ではなく機械によって行うことで安全な現場となるかもしれません。私が担当している計装システムは、工場を動かす仕組みそのもの。いい提案ができれば、工場全体をよりよくしていけるのだと思います。新しい挑戦をする際に大事なことは、恐れずやってみて、結果を見せていくことです。どんな時代も、どんな組織でも、新しい手法や仕組みを試そうとすれば、必ず誰かと対立するもの。しかし対立を恐れて誰も反対しないやり方を選ぶならば、それは今までと同じものでしかなくなってしまいます。よりよくしたいと思うなら、自分が率先してやってみる。勇気を持って先頭に立つことで、変わる未来があると信じています。

03

女性活躍を支えるのは、
みんなの働きやすさ。

私がつくっていきたいのは、女性の活躍している社会です。とくに関心があるのが、仕事と私生活の両立。そのためにやるべきことはシンプルで、誰もが働きやすい職場をつくること。それが、結果として社会全体での女性活躍につながるのではないかと考えています。たとえばこれまで、仕事と育児の両立には、女性が育休をとりやすくする必要があると思われてきました。「女性が」育休をとりやすいのがいいのだろうかと、私は考えてみたいのです。それでは結局、女性だけに育児の負担が偏ってしまわないだろうか。逆に男性は育休取得がしづらくなってはいないだろうか。だとすれば必要なのは、女性だけへ向けた制度の拡充ではなく、誰にとっても働きやすい職場を考えることだと、私は思います。それがきっと女性にとっても、男性にとっても、あるいは子育て中でない人にとっても、いいこと。仕事とそれ以外のことを両立しやすい社会をつくることにつながるのだと思います。私自身もこれから、仕事とそれ以外のことを、満足いくまで両立したい。その姿を見せることで、また別の誰かが「自分も両立できそうだ」と可能性を感じてくれたら、それは私にとって、非常に嬉しいことです。

MESSAGE

まず身につけてほしいのは
コミュニケーション力。

これから新社会人になるみなさんへ。入社1年目はひとりで仕事を進めることができないのが当たり前です。最初はどうしても気合を入れすぎてしまうかもしれないけれど、無理をする必要はまったくありません。周りの協力を仰ぎながら仕事を進めるために、まずは、コミュニケーションを大切にしてください。頑張りすぎなくても、やっているうちにどんどん仕事は任され、できるようになっていくものですから。

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