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OUR DREAM

考えろ。
「電気の次」を生み出すのも、
化学の力だ。

製造技術

化学系専攻
2008年入社

Y.miura

実家が化学工場を営んでいたことから、化学と工場のどちらもが身近な存在に。最初は理科教員になる夢を持っていたものの、徐々に「ものづくり」へのこだわりが生まれ、化学メーカーを志望。2008年入社。岡山事業所にて、オキソアルコールの製造を担当。その後、課長代理を経験。

01

現場の当たり前に慣れすぎたら、
よりよい現場づくりはできない。

入社当時から、私はずっと「異分子」だったと思います。周りとちょっと違う、変わり者に見られてきたんです。化石燃料を使う石油産業なんて未来は明るくないと言われながらも、あえて自ら石油製品の部門を志望したから。石油から基礎化学製品をつくりだす川上プラントでこそ、学べるものがあると考えていました。川上プラントは多くのプラントが連携しているため、ひとつのプラントを見るだけでなく全体を俯瞰して見る力が必要だったり。稼働開始もボタンひとつではなく、その準備に数日かかり、その後2年ほど休まず稼働する体制だったり。たとえ将来的に石油製品以外を担当することになっても、活かせる点がありそうだと魅力に感じていました。あるいは私が女性であるのも、当時は変わった存在だったのかも。まだ現場で働く女性は、とても少ない時代だったのです。でもそうやって異分子だったからこそ、ルールを過信しない、組織に慣れすぎないでいられた。自分の頭で考えることを大事にできたのかもしれないと、いまは振り返って思うことがあります。そしてそれは、製造という仕事に、とても大切なスキルでもありました。

OUR
DREAM

02

ルールや仕組みは、守る以上に、
変えるもの。

製造の中でも私は生産管理をしており、担当するオキソアルコールの製造プラントが安全に安定して稼働できるよう、現場オペレーターに指示を出すことや、改善点の検討などを行っています。現場で働く人に限らず、様々な部門のスペシャリストと連携しながら、よりよく現場を動かしていく仕事だと思います。そこで大切なのが、ルールやノウハウに忠実なだけで終わらせないということです。もっといえば、現状うまく行っているからといって、過信したり慣れてしまったりしないように。さらに個人の能力を活かし、チームで成果を上げることを意識しなければなりません。業務について、密にヒアリングしてみる。部門を超えた連携をはかるため、提案や交渉の力を磨いていく。現場はどうあるべきか、三菱ケミカルはどうするべきなのか、提案を続けてきました。もちろん、理想形と、現場にいる人の気持ちと、バランスはとりながら。まずは臆することなく、上司に考えを伝えてみるのも、大事なことだと思います。

03

どんな起業家にも、
たくさんの失敗があったはずだ。

最近、技術史を振り返りながら考えています。最初は水車、次が蒸気、そしていまは電気。エネルギーのあり方は変化をしてきましたが、電気の次に使えるものを、私はまだ知りません。しかし、人間の頭はそこで止まっちゃイカンだろう、と思います。そして私たちがそれを考え、見つけて行くべきだとも、思うのです。三菱ケミカルは化学メーカーだけれど、化学メーカー然としていることにこだわる必要はありません。電気の次に使えるエネルギーについて考えること。いっそ、宇宙の話をしてみること。まだこの世の誰もわかっていないことを、化学の立場から考え続けるのが、私たちなのではないでしょうか。その考えが合っているとか、間違っているとかは、あとの話です。どんな起業家も発明家も科学者も、きっと多くの失敗をしてきているのですから。三菱ケミカルには、4万人もの仲間がいます。4万人の能力を活かして、考えて、やってみることができたら。それってものすごいことが起こせるのだと、期待できると思いませんか。

MESSAGE

時間をかけて身につけたスキルは、
必ず次へつながる。

私たちの現場では、「10年やってやっと一人前」と言われます。それくらい、学ぶことの多い仕事。しかし必ずしも、ひとつのことを決めて掘り下げなくてもいいのだとも、私は思います。現場で身につけた本当に重要なことは、他の場所に行っても、そこの当たり前に疑問を持ち提案へつなげる力につながるはずです。

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