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OUR DREAM

デジタルの力で
検査業務を、憧れの仕事に。

品質管理

化学系専攻
2007年入社

T.Kuroda

早く働きたいとの気持ちから高等専門学校へ進学後、三菱ケミカルへ。入社時から一貫して検査業務に携わっているが、マネジメントや海外プラントにおける検査部門立ち上げなど、幅広い業務を経験。現在は検査プロセスの見直しやDX推進などに注力している。

01

検査とはどうあるべきか、
常に考えながら。

三重事業所で、製品に関する検査の仕事をしています。扱っているのは石油化学製品や電解液、シュガーエステルなど。日々持ち込まれるサンプルを分析機器にかけ、品質基準を満たしているか、異常はないかをチェック。異常が確認されたときは、より詳細な検査を行って原因を調べます。現在の私は現場における検査の仕事とともにマネジメントも行っており、検査計画を立てたり人員の配置をしたり。過去にはイギリスやアメリカ、ロシアなどへ赴任し、新規プラントにおける検査組織の立ち上げを行ったこともありました。検査業務を行うこと以上に、検査とはどういった役割を担うべきなのか、検査を行う人に対しどういった教育を行うかなど、より高い視点で検査について考える機会も多くなっています。

OUR
DREAM

02

製品を出荷するか否か。
判断を担う仕事。

社内で検査部門が活躍するときは、製品に異常が見つかったときです。だから、本来は活躍しないことを願っている部門。不思議な言い方ですが、社内で全然注目されないときほど、会社としては調子がいいときなのです。「今日は何もなかったな」と思う日こそ、私にとっては充実感のある日なのかもしれません。一方で見えないながらも、じつは非常に大きな役割を担っている部門でもあります。なぜなら検査を行う私たちは、製品を世に出せるかどうかの判断をする立場であるからです。ミスがあれば品質の低いものをお客様に届けてしまうかもしれない。または、基準内の製品を廃棄し、利益を出せなくなってしまう。そのときどき、状況や検査結果について正しく理解し、判断をしなければなりません。

03

ラクで、精度も高い。
検査の仕事は、
デジタルで変えていける。

検査業務というと、働く人のどんな姿を想像するでしょうか。研究室のようなところで、専門的な機器を扱い、毎日白衣を着て。スマートでカッコいいイメージを持っている人もいると思います。もちろんそういった側面もありますが、実際はもっと地道で、人の手作業も多いという現状の課題もあります。手書きや手入力も行うし、すべてが機器でわかるわけではなく、コツコツと顕微鏡をのぞいて異常の原因究明を手探りに行うことも。ミスを防ぐために、時間をかけてのダブルチェック、トリプルチェックは欠かせません。これらは必要だから行われていることではあるのですが、やはり人の負担が大きかったり、どうしてもミスが発生するリスクとなりやすい。こういった一つひとつの作業工程を改善していくために、IoTやDXの導入などを積極的に検討していきたいと考えています。データ処理を行うことで判断の精度を上げたり、手作業での記録をやめてデータに自動反映されるような仕組みをつくったり。もっと正確、かつ、ラクになれるやり方を探すための努力が、組織全体で始まっています。そうすれば検査の仕事も、スマートでカッコいい、想像通りの仕事に近づくかもしれません。近い将来、子どもたちや学生さんから、憧れられる職業ひとつとして、挙がるようになったらいいなと思うのです。

MESSAGE

やりたいことが見つからないのなら、
選択肢の多い環境を選ぶのもいい。

三菱ケミカルは扱っている製品も事業所も、数多くあり、じつに多様です。この環境の最大の利点は、入社してからでも、何かやりたいことが見つけられることではないでしょうか。選択肢がたくさんあれば、きっと自分に合うものが見つかるし、どれかはやりたいと思えるはず。いまはまだやりたいことがわからなくても、働き始めてから見つけるのも、悪くないのかもしれません。

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