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OUR DREAM

手掛けたラケットが、
オリンピックの舞台に。

研究開発

化学系専攻
2009年入社

K.Nishida

大学院卒業までは、ずっと地元。食わず嫌いで変化を嫌うタイプだったが、三菱ケミカルへ就職したことを機に、新しいことへのチャレンジを試みるように。新しい実験や業務へ意欲的なのはもちろん、イギリス駐在を経て、研究チームの多様なマネジメントにも興味を持っているところ。

01

形にすることで、
世の中に自分の軌跡が残せる。

中高生のころから、化学が好きでした。勉強するほど奥が深くて、化学式を解けばパズルのようにピタリと答えが出るのが、楽しかったのだと思います。同時に、化学は見えない世界だから、何か別のわかりやすい成果がほしいとも考えていました。形にすることが、何か自分の軌跡を残すことにつながると考えていたのかもしれません。そんな自分にとって、化学メーカーの研究開発職はじつに相性がいい。日々の実験や同僚との議論を楽しみながらも、製品が世に出て利益を上げ、人々の役に立っていることを実感できています。

OUR
DREAM

02

%単位の性能向上で、
億単位の利益になる。

研究開発の仕事とは、小さな改良の積み重ねによって大きな成果が得られる仕事だと、私は捉えています。現在はMMAモノマーの触媒に関する研究をしているのですが、意識しているのは、もっとよりよく、という姿勢。少しでも性能のよい触媒とその使い方を探して、ラボレベルでの実験から工場導入・運転に関する検討を行っています。MMAモノマーは、触媒の性能が従来と比較して数%向上しただけでも、億単位の利益につながる可能性がある製品です。目の前での研究で日々起こるのは、さらに小さな進歩かもしれない。しかしそれらを積み重ねて性能向上させた触媒を完成させたとき、組織にとっては非常に大きな結果を生むことになる。それを実感できるのが、この仕事の面白みだと思います。また、研究開発職はずっとラボにいるイメージを持っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ときには海外の研究所で、新しい技術を学ぶことも。私もイギリスに3年間駐在して、日本とは異なる研究者のあり方や文化に触れて、触媒に関する知識・技術だけでなく、多様性を活かした研究チームのマネジメントも学ぶことができたと感じています。

03

金メダル選手と最先端技術が、
同じ晴れ舞台へ。

MMAモノマーに関しては、三菱ケミカルの世界シェアはダントツ。40%と高い数字を誇っています。これだけでも自分たちのつくったものが世界で活躍している実感を得られるのですが、最近ではもっと数字上だけでなく、製品が活躍している様をみたいと夢見るようになってきました。たとえば、私は元々卓球部だったから、ラケットに使用されるラバー素材をいつか自分で開発してみたいですね。その開発した製品を使う選手がオリンピックで金メダルを獲る、なんてどうでしょう。テレビをつけたら、金メダル選手と最先端技術が同時に注目されている。夢みたいだけど、遠い未来じゃないかもしれません。想像するだけで少し、明日のモチベーションが上がる話だと思いませんか。

MESSAGE

自分で楽しみを見つけて
頑張れる人に。

研究開発は、結果が出るまでの期間が非常に長い仕事です。実験から工場導入がかなうまでは、少なくとも3年はかかります。もちろん、何年かけても実現できないままになってしまうこともあります。結果が出るまで長い分、大事なのは日々のモチベーションコントロール。だからこそ、自分なりの楽しみや自分のやる気が出るポイントを探すことができるよう、力を身につけておくのがいいと思います。

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