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OUR DREAM

氷河期時代の働き方を
次の日本に残さない。

設備技術

電気電子制御系専攻
2001年入社

M.Yanagisawa

就職活動時に日本の不景気を目の当たりにし、従来の日本のスタイルを変えたいと考え始め、産業やインフラの根幹を支えるグローバルカンパニーである三菱ケミカルへ入社。岡山事業所、中国でのスーパーバイザーの経験を経て、現在は茨城事業所で、DXの側面から工場の設備技術を担当している。

01

氷河期世代と言われる
からこそ、「変えたい」は強い。

工場の仕事というものは、現場にいなければできないもの。完全機械化やリモートワーク導入は、まだまだ難しい領域です。しかし、本当にそうだろうか。私は疑問を持つことも、忘れないようにしています。少しずつ、変化を生み出していくことはできるはず。設備技術の中でもDX担当である私は、いつも工場をよりよく変えるための目線で、工場と最新技術について考え続けています。
私が工場や現場のあり方を変えたいと考えるようになったきっかけは、就職活動のとき。当時の日本は不景気で、就職氷河期と呼ばれる時期でした。就活生から見る日本は衰退していく空気がとてもリアルだと思ったし、パラダイムシフトを遂げた他の国に取り残されていくのではといつも不安。自分に何ができるかはわからなかったけれど、状況を変えなければいけないのだと、強く考えるようになりました。

OUR
DREAM

02

技術導入で、
工場の働き方も変えられる。

問題意識を持って働くうち、工場の環境をつくっていく設備技術を担当していることもあり「働き方」についてより関心を寄せるようになりました。子育てをするようになったことも、影響していたかもしれません。いまの日本の働き方は、よくなった部分も多分にあります。しかし正直、氷河期と呼ばれたあのころから20年も経って、変えられないままのことも多い気がするのです。メディアで様々な業界・業種の事例に触れると、子育てや介護をしている人に対しての「職場にプライベートを持ち込むな」という空気があったり。まだまだ残業が美徳とされていたり。これが日本の伝統であってはならないと考えることがよくあります。その中で、まず自分は設備技術の観点から何ができるのかを模索中です。他の工場の導入事例を聞いて情報交換を行うこともあれば、海外へ赴いて最新技術の検討会に参加することも。自分たちが新しい技術導入を行えば、専門誌への寄稿や国内外のカンファレンスでのプレゼンなどで発表し、積極的な情報発信も行っています。

03

ライフスタイルとともに、設備とのコミュニケーションも多様化を。

設備技術というと、工場設備を維持するための点検・修理を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、本来はそこだけにとどまりません。私たちの仕事は「設備担当」ではなく「設備技術」。何をするにも「技術」の検討をしなければならないのだと思います。DX技術をうまく使うことで、必要以上に人が点検をしなくても、設備劣化が通知されるようにする。最新のセンサーの活用で設備の情報をデータ化し、生産パフォーマンスを上げ、トラブル解析もより簡単に。よりよい現場に変えていくために、私たちは常に考え続けているのです。現場が変わることで、生活とのバランスのとれた働き方ができるとか、急なトラブルでの残業が減るとか。変化に少しずつ貢献できたらいいですね。ライフスタイルが多様になるにつれて、設備とのコミュニケーションも多様に。まずは自分たちの現場から、日本社会の課題に応えていきたいと考えています。

MESSAGE

会社のブランド力は、
利用するくらいの気持ちで。

私は海外出張が多いのですが「MITSUBISHI」といえば、たいていどこの国でも名前が知られています。三菱ケミカルは、そんなブランド力のある会社。だからこそ、会社を利用するくらいの気持ちでいてほしいと思います。生意気なくらいでいいんです。会社を上手く使う気持ちで、自分のやりたい仕事をつくって、ドンドン進められるようになっていってください。

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