自動車関連事業推進センター

コンセプトカー「MOMA」とハイサイクルCFRP成形工法5.PCM工法の実用化

  (株)チャレンヂと三菱レイヨン(株)は、経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業の支援を得てPCM工法の実用化に取り組み、多くのノウハウを蓄積し、(株)チャレンヂではすでに量産品を生み出している。
  量産品としては、日産・GT-Rのスイッチパネル(最終製品)が上げられる。このスイッチパネルの母体となる成形品(図13)は、(1)ラミネート・パターンカット、(2)プリフォーム(プリフォーム型にプリプレグを貼込み、製品形状に近い形に整える)、(3)プレス成形(プリプレグを金型に押し込んで成形)、(4)冷却・バリ取り(CFRPを冷却後に樹脂バリを除去)の4工程で成形された。
  従来のAC工法に比べ、成形サイクルを約10分程度で行うことで、成形工程の短縮と製造コストの50%低減を達成した。また、特殊な技能を必要とする手作業での工程もないため、製品性能のバラツキが少なく、安定した製品が得られた。
  一方、(株)チャレンヂは「PCM工法」によるトランクリッド(図14)の量産工程の確立に三菱レイヨン(株)と共同で取り組み、2013年末に世界で初となるPCM工法による自動車部品の生産を開始する予定である。それに向けて大型プレス機及び加工時間短縮化のための諸設備を導入した。

    <おこわり>

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