コーティング&アディティブス研究開発センター

三菱ケミカル株式会社

研究成果事例

 

①機能性ポリマー・機能性材料

コーティング材料などに新たな機能を付与し、高付加価値化することにより、市場のニーズ・ウォンツに応える開発を行っています。新規重合技術を用いて、ポリマー構造を機能分化させたグラフトポリマーやブロックポリマーを粘接着剤や塗料用途に展開しています。

②生分解性特殊水溶性樹脂

「Nichigo G-Polymer™」は世界に類を見ない新規ビニルアルコール系樹脂、ブテンジオール・ビニルアルコール共重合樹脂(BVOH)です。非晶部の凝集力と結晶性を自在に制御でき、優れた透明性や耐溶剤性に加え、ガスバリア性、成形加工性、生分解性を同時に実現する環境に優しい水溶性樹脂として、幅広い用途での利用が進んでいます。

③医薬品添加物適合ポリビニルアルコール

「ゴーセノール™ EG-Pシリーズ」は、精製工程を経たポリビニルアルコールです。結合剤、コーティング剤、増粘剤(点眼・点鼻薬)、貼付剤(パップ剤)、乳化剤、フィルム製剤基材等に使用可能で、幅広い用途開発を進めています。

④高機能粘接着剤

「コーポニール™」「ニチゴーポリエスター™ 」は、アクリル系、ポリエステル系の粘接着剤です。光学用、半導体用、電子材料用などに利用されています。さらにUV硬化型樹脂「紫光™ 」との融合により、独自の高機能粘接着剤を市場に展開しています。

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