パフォーマンスポリマーズテクノロジーセンター

三菱ケミカル株式会社

研究成果事例

 

①表皮用耐傷付、耐摩耗熱可塑性エラストマー

「TEFABLOC™」 QEシリーズは独自の配合組成とコンパウンド技術により開発された良触感かつ耐傷付性、耐摩耗性に優れる熱可塑性エラストマーで、塗装やコーティングといった表面処理を施す必要がない特徴を活かしインストルメントパネル表皮、コンソール、グリップ、ノブなど自動車内装表皮への採用が広がっています。

➁低誘電損失材料

誘電損失の少ない「Tefabloc™」 CPを開発、低誘電特性を生かした5G,6G等の高速通信用途向けの展開を図っており、お客様のご要望に応じた製品設計を行うことも可能です。
また樹脂の変性技術を使った金属接着グレードや溶剤可溶のグレードを開発し、顧客要望に沿った製品設計を行っています。

➂低分子量医薬/バイオ医薬 低吸着材「Zelas™」 CP

独自の樹脂配合設計により、抗体医薬(IgG)、血清タンパク(フィブリノーゲン)など、タンパク質薬剤への低吸着性を有する「Zelas™」 CPを開発しました。
また非晶性オレフィンのため、低分子量薬剤の樹脂への収着を抑制します。

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