価値創造モデル
三菱ケミカルグループの価値創造
三菱ケミカルグループは2011年から当社グループを導く「北極星」として掲げ続けてきたKAITEKIの実現をめざし、新しく定義したグループ理念のもと、MOT・MOE・MOSの3軸による経営を加速していきます。これからもよりよいイノベーションによって(MOT:Science)、全てのステークホルダーへ価値を提供し(MOE:Value)、人々の健康な暮らしや社会と地球の持続可能性に貢献し(MOS:Life)、KAITEKIの実現をリードしていきます。
6つの資本
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人的資本
人材は、価値創造を担う重要な経営資源です。人事施策を通じて、創造性と生産性の向上、働きがいの充実を図り、企業理念を求心力として多様な価値観と高度な専門性を備えた人材が活躍できる場を実現します。
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知的資本
広範な事業領域で培ってきたナレッジとコア技術はビジネスモデル変革を支える無形資産です。グループの総合力を発揮して社会ニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応し、社会システム全体の最適化に貢献する新たな事業を創出します。
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社会関係資本
ステークホルダーと積極的かつ建設的に対話を行い、期待や要請を把握し、応えることで強固な信頼関係を築いていきます。また、持続可能なサプライチェーンの構築や、より良い社会の実現に向けたコミュニティ貢献、ブランド価値の向上に努めます。
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自然資本
気候変動や水問題の解決、循環型社会の実現、生物多様性の保全に向けて、サステナビリティマネジメントの徹底が不可欠です。GHG低減・有効活用、サーキュラーエコノミーの推進により環境インパクトの削減をめざします。
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財務資本
強固な財務基盤は、持続的成長のベースです。「株主への配当」「財務体質の改善」「成長事業への投資」のバランスを図り、企業価値向上に取り組んでいきます。
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製造資本
グローバルに広がるネットワークにより、地域ごとのニーズや社会課題に対して迅速にソリューションを提供できます。また、デジタルを活用した製品開発やプラント最適化を進め、価値創造基盤を強化しています。
3つの基軸
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MOT
Management of Technology差別化技術をタイムリーに開発・発展させていくことで、お客さまに役立つ、価値あるイノベーションの創出をめざす経営基軸です。
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MOE
Management of Economics全ての資本と人材を効率的に活用し、経済的付加価値と株主還元の向上を追求する経営基軸です。
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MOS
Management of Sustainabilityより良い持続可能な未来の創造に貢献する経営基軸です。