環境安全活動
三菱ケミカル株式会社
基本方針
三菱ケミカルは「環境安全理念」および「環境安全に関する方針」を策定し、保安防災、労働安全衛生、環境保全の活動を推進しています。
環境安全理念
- 安全は企業存立の基盤をなすものであり、安全の確保は企業の社会的責任である
- 環境保全と環境改善を企業の使命とし、人と地球に優しい企業を実現する
環境安全に関する方針
- 法令はもとより企業倫理を含めた社会的ルールを遵守する
- 事故及び労働災害のゼロを追求する
- 地球温暖化防止及び自然環境保護のために環境負荷を低減する
- 環境安全に関する教育を行い、自らの責任を自覚し行動できる人材を育てる
- 社会からの理解と信頼向上のために、社会との親密なコミュニケーションを図る
- 最新技術や社内外の情報を活用し、継続的に改善する
三菱ケミカルは、行動災害の防止のため全従業員が実施する行動として、「MCGグループ 安全の基本行動」を策定しています。従業員がこの基本行動を身に付けるだけでなく、お互いに声をかけ合って実践することで相互啓発型の組織づくりをめざします。
MCGグループ 安全の基本行動
- 階段昇降時は手すりをもつ
- 動くものには手を出さない
- 手元を見ながら歩かない
環境安全の理念、方針のもと、三菱ケミカルは毎年、グループ全体の環境安全活動計画を作成しています。活動計画には前年度の実績や監査などで確認された内容を反映させ、年度目標、年度方針および重点施策を定めています。
2020年度は、「重大保安事故ゼロ、重大労災ゼロ、環境事故ゼロおよび地球環境への貢献」を年度目標とし「各職場は自職場の弱みを的確に把握し、確実に改善する」を年度方針として、各現場の状況に応じた環境安全活動を実行しました。
環境安全活動に関する監査
三菱ケミカルは、15事業所、2研究所、国内外グループ会社94拠点を対象として本社安全監査および本社環境監査を実施しています。
2020年度は、安全監査は12事業所およびグループ会社23拠点、環境監査は6事業所、1研究所およびグループ会社3拠点を対象に実施しました。監査では、2020年度監査計画に定めた観点に沿って活動のPDCAを確認・評価し、必要な改善を指導しました。
監査後は、事業所、研究所およびグループ会社が監査の指導に対し、設備の改修や基準の見直しなどの必要な改善を行っているか確認しています。
2020年度実施実績 | 総指摘 件数 |
2020年度監査の観点 | |
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本社 安全監査 |
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127件 |
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本社 環境監査 |
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25件 |
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