三菱™コークス

三菱™コークスは、溶鉱炉法による製鉄に用いられる高品質な原料です。複数の種類の石炭を最適な配合でブレンドし、約1,200℃の高温でコークス炉にて乾留(蒸し焼き)することで、製鉄に適したコークスが製造されます。このようにして生産されたコークスは、溶鉱炉法における鉄の製造に不可欠な原料として、国内外の大手製鉄メーカーに広く供給されています。

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特徴

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コークス(独:Koks)とは、石炭をコークス炉で約1,200℃の高温で乾留(蒸し焼き)することで製造される炭素質の固形物で、溶鉱炉法による製鉄に欠かせない重要な原料です。その主成分は「炭素」であり、鉄鉱石から鉄を効率よく還元する役割を担っています。
三菱ケミカル香川事業所では、150門のコークス炉を保有し、年間約150万トンの高品質なコークスを安定的に生産しています。世界各国から輸入した30~40種類もの石炭を、目的に応じて多様な組み合わせでブレンドすることで、さまざまな品質・特性を持つコークスを造り分けており、多様なニーズに対応しています。

用途

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鉄鉱石(酸化鉄)から鉄を取り出すには、「酸素を取り除くこと」が必要です。この役割を果たすのがコークスです。酸素は鉄よりも炭素と結びつきやすい性質があるため、コークス中の炭素と反応し、酸素が鉄から取り除かれます。このような還元反応により、鉄鉱石から純粋な鉄が得られます。こうしたプロセスは製鉄メーカーで広く利用されているほか、合金鉄メーカーや化学メーカーなどでも活用されています。

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三菱ケミカル株式会社
炭素事業本部 コークス
  • TEL:03-6748-7154

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