バイオマス原料を使用した食品包装用ストレッチフィルムを販売開始
~イオン九州の生鮮食品包装材として正式採用~

2023/08/08 事業関連

 三菱ケミカルグループ(以下「当社グループ」)はバイオマス原料を使用した食品包装用ストレッチフィルム「ダイアラップB10」(以下「本製品」)の販売を4月より開始しました。    
 また、本製品がイオン九州株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、社長:柴田 祐司、以下「イオン九州」)の生鮮食品の包装材の一部として、イオンディライト株式会社と共同提案の上、採用されましたので、あわせてお知らせします。
 
 当社グループの食品包装用ストレッチフィルムシリーズは、ストレッチ性、透明性、防曇性といった特長を有し、主にスーパーマーケットなどで生鮮食品のトレー包装などに使用されている業務用ラップフィルムです。
 
 本製品は、上記特長を維持しながら、原料の10%を植物由来の「バイオマスポリエチレン」に置き替えた製品であり、育成過程でCO2を吸収する植物を原料とすることによってライフサイクル全体でCO2排出量の削減に貢献します。当社グループの同用途のポリ塩化ビニルラップと比べて21%のCO2削減効果を見込んでいます。また、一般社団法人日本有機資源協会のバイオマスマークも取得しており、その点を、「お客さまへの安全・安心な店舗・商品・サービスの提供を通じて、豊かなくらしと地球環境保全の両立に取り組む」イオン九州に評価いただき、2023年4月から一部店舗の生鮮食品包装材としての採用が始まりました。

 

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