三菱ケミカルホールディングス社長　ジョンマーク・ギルソン　年頭挨拶

あけましておめでとうございます。
 
まずこの場をお借りして、皆さんの旧年中の貢献に深く感謝申し上げます。また、世界中の顧客のため、年末年始も安全安定生産に取り組んでいただいている仲間たちに、特に御礼申し上げます。
 
本日は、2022年の年頭に際し、日本の「お正月」の伝統に従って、心新たに私の新年の抱負をお話ししたいと思います。
 
2022年は私たちにとって「有言実行」の年です。2021年12月1日、当社は新しい経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表しました。本年、私たちはその実行段階に移行し、ひときわ成功を収めるスペシャリティケミカル企業に向けた、変革の第一歩を踏み出すのです。
 
新しい経営方針を実行するに当たっての3つのキーワードは、「簡素化」、「集中」、そして「成長」です。
 
1.　簡素化：スリムな組織構造と全社共通の業務プロセス
2.　集中：ターゲット市場の絞り込みと力の集中
3.　成長：存続に不可欠な成長――全てのエネルギーを当社の成長に！
 
当社の将来の成功へ向けた原動力は言うまでもなく従業員です！ 皆さん一人ひとりがこの会社の心臓であり魂なのです。当社はこの挑戦に一丸となって取り組んでいきますが、私には未来への希望と確信があります。皆さんと共に挑むこれからの数年間が楽しみでなりません。
 
1月初旬には新たな経営陣が発表されます。効果的なコミュニケーションが鍵です。皆さんとアイディアや思いを共有することを楽しみにしています。
 
新たな年は、私たちにとっての新たな始まりにほかなりません。2022年を、より強く、より成功する「One Company」を築きあげるための一年にしましょう。