香川と広島の小学校で競技用義足の体験型授業を開催しました

2024/01/12

三菱ケミカルグループの「ミツケるミらい KAITEKIパラスポーツチャレンヂ」は、パラ陸上男子走り幅跳び(義足T63)のアジア記録保持者である山本 篤 選手をお招きし、小学生の皆さんに、パラスポーツやそれを支える義足の技術・素材について理解を深めてもらうとともに、パラアスリートが体現してきた困難を乗り越える強さ、目標に向かって努力することの大切さを知っていただく体験型授業です。2021年から全国の小学校で開催しており、今回の香川と広島で計6回の開催となりました。

当社グループは、パラアスリートと連携し、義足ブレードに使用される炭素繊維を製造する三菱ケミカル㈱、その成形加工を手掛ける㈱チャレンヂといったグループ全体で競技用義足を開発しており、山本選手の東京2020パラリンピックでのアジア記録樹立の際に着用されるなどの成果を挙げています。

■2023年11月 香川県坂出市立坂出小学校
4 年生85名の皆さんが参加した授業では、山本選手が事故で左足を失ってから、競技用義足と出会い、パラリンピックに出場するまでの体験談、また義足の機能や装着方法の紹介をしました。その後、一人ひとりが体験用の義足を着けて歩行やジャンプを行いました。元気いっぱいの児童の皆さんは競技用義足に興味津々で、休憩時間にも山本選手の周りにはたくさんの人だかりができていました。小学校の近くには三菱ケミカル香川事業所があり、参加した従業員にとっても楽しい交流の機会となりました。




■2023年12月 広島県大竹市立小方小学校
6年生65名が参加しました。初めての義足に最初は戸惑っていた皆さんでしたが、山本選手から義足の使い方や歩き方を直接指導してもらうことで、2,3巡目になるころには、すっかりうまくなっていました。山本選手が世界中の選手と話すため英語の勉強をしたり、新たに競技ゴルフにも取り組んでいることを聞き、失敗を恐れずチャレンジを続けて自分を高めていくことの大切さを学ぶことができました。この日、同じ大竹市内にある三菱ケミカル広島事業所では、従業員向けに山本選手の講演会も行いました。




※参加者の皆さんには、写真使用の許可をいただいています。
 
前回の開催の様子
~競技用義足を通じて、チャレンジすることの大切さを知る~愛知と埼玉の小学校で体験型授業を開催しました https://www.mcgc.com/information/01444.html

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