基本方針

三菱ケミカルは、私たちのビジョンであるKAITEKI実現をめざし、多様な価値観を理解して自ら課題を見つけ、周囲を巻き込みながら挑戦し続ける人材の獲得と定着を図っていきます。

採用

採用活動にあたっては、18歳未満者は採用せず、また公正で差別のない採用選考を行っています。
具体的には採用面接官に対し、国籍・宗教・性別・性的指向・障がいの有無・妊娠の有無など、応募者の適性・能力と関連のない事項についての質問をせず、人権面を尊重した面接を実施するように指導しています。

適正配置および人材育成

適正配置および人材育成については、事業環境の変化やグローバル化に対応したグループ全体での最適配置を実現するとともに、従業員の自律的な成長を促すことをめざし、中長期・計画的な人材配置・育成システムとしてキャリアデベロップメントプログラムを導入しました。具体的には以下の通りです。
国内の三菱ケミカル籍社員については、従業員が自らのキャリアを考える人事施策の一環として「キャリアデザイン面談」を実施しています。これは、上司と本人が現状と成長に向けた今後の取り組みについて、中長期的な観点で話し合い、従業員の自律的な成長へとつなげることを目的としたものです。一人ひとりの従業員が何を強みとし、その強みをどのように伸ばしていくのか、その強みをどのように発揮し、社会に貢献していくのかということを自ら考えるとともに、一人ひとりの強みをどこでどのように発揮し、どのように伸ばしていくかということを計画的に検討していくことで、企業としての成長も図っていきます。
海外を含めた三菱ケミカルグループ全体では、それぞれのリージョン1で活躍することが期待される人材と、三菱ケミカルグループの次世代経営者候補人材の適正配置と育成に取り組んでいます。
まず、それぞれのリージョンで活躍することが期待される人材については、2017年4月より新設した地域統括会社(リージョナルヘッドクォーター)2の責任のもと、リージョン内での計画的な人材育成と配置に取り組んでいます。一方、次世代経営者については、地域統括会社と共同でグローバルに一元管理すべき重要ポジションを確定し、そのサクセッションプランを整備するとともに、当該ポジションに将来就任することが期待される経営人材候補の配置などのモニタリングを行っています。
これらを適切に運用していくために全社人材委員会を定期開催し、海外を含めた三菱ケミカルグループ全体でより計画的、効果的な人材育成と配置を実施できるように取り組んでいます。

  • 1三菱ケミカルグループがグローバル展開する単位として制定している、世界4極(南北アメリカ、ヨーロッパ・中東・アフリカ、ASEAN・インド・オーストラリア、中国・香港)の各ブロックのこと。
  • 2地域統括会社(リージョナルヘッドクォーター):三菱ケミカルの海外事業展開を加速する目的で世界4極に設置した各地域内の事業成長・収益向上を支援する以下の拠点。
    ・Mitsubishi Chemical America, Inc.
    ・Mitsubishi Chemical Europe GmbH
    ・Mitsubishi Chemical (China) Co., Ltd.
    ・Mitsubishi Chemical Asia Pacific Pte Ltd.

人材育成体系の考え方

三菱ケミカルは、従業員の成長の基本はOJT(On-the-Job Training)といわれる「仕事や職場での実際の職務経験を通じた学び」にあると考えています。OJTでは、従業員が日々の業務の中から課題を見いだし、周りのサポートを得ながら解決していくプロセスを通じ、一人ひとりが自律的に成長していくことが期待されます。
このプロセスをサポート、強化するため、従業員が自らのキャリアを自律的にデザインしていくための施策を導入するとともに、期待される役割を従業員が果たしていくために職場を離れて実施する人材育成プログラム(Off-the-Job Training)も展開しています。
また、事業・職場・従業員のそれぞれのニーズに基づいた5つの視点「若手層育成の視点」「マネジメントの視点」「グローバルの視点」「スキル・専門知識の視点」「キャリアの視点」で各研修を整理・体系化し、従業員一人ひとりの育成・成長を支援するとともに、自律的なキャリア形成を促しています。

一方、三菱ケミカルホールディングス(MCHC)は、役員層を対象とする「グループ新任役員研修」などのプログラムを主催しており、三菱ケミカルグループからも受講者を積極的に派遣し、MCHCグループの中で切磋琢磨する場を提供しています。

グローバル経営人材の育成

三菱ケミカルグループは、マネジメント体制のグローバル化を強力に進めており、グローバル経営を担う人材の育成を促進するため、国内外で各種の研修やプログラムを実施しています。
グローバル経営人材の育成には、グローバルマインドの醸成とグローバル体験が重要だと考えており、国内ではグローバルマインドを醸成するプログラムに加え、語学研修と海外グループ会社での実習を組み合わせた「海外ビジネスチャレンジ研修」、異文化環境下で課題解決に取り組む「海外サバイバル研修」などの海外派遣プログラムを提供しています。従業員一人ひとりのレベルに応じたグローバル体験の機会を提供することで、グローバル経営人材の育成を図っています。
また、海外拠点に勤務するグループ会社社員を1年程度日本に招聘するプログラム「Experience JAPAN」を導入します。このプログラムでは、海外拠点の従業員に日本での仕事経験を通し、日本文化、日本企業の特質や三菱ケミカルについて学んでもらうとともに、日本の従業員との相互理解を促進し、三菱ケミカルグループとしての一体感を醸成していきます。