福島ユナイテッドFCに対する生分解性プラスチック「BioPBS™」を用いた紙コップ及びストローの提供について
三菱ケミカル株式会社
当社は、昨年度、お取引先様に対する年賀状及びクリスマスカードの送付を控えさせていただき、作成に要していた費用相当額を社会貢献活動として活用することとしていました。
その使途について検討してまいりましたが、今般、国連の「Sports for Climate Action Framework(スポーツを通じた気候行動枠組み)」に参加を表明した福島ユナイテッドFC※1に、当社製品であるバイオ由来の生分解性プラスチック「BioPBS™」を用いた紙コップ及びストローを無償で提供することに決定いたしました。
提供する紙コップ等は、来る8月10日、Jヴィレッジスタジアム(福島県広野町)※2で開催する震災後初のJリーグ公式戦において、会場内の食事提供用に使用されます。また、スタジアム横では、来場者向けに生分解性プラスチックや植物由来プラスチックによる資源循環に関する特設ブースも設置予定です。
当社は、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI※3」の実現に向け、事業活動を通じて、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献して参ります。
※1 福島ユナイテッドFC:
株式会社AC福島ユナイテッド(本社:福島県福島市、代表取締役:鈴木勇人)が運営するサッカーチーム。福島市・会津若松市を中心とした福島県全県をホームタウンとする。現在は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)J3に加盟している。
※2 Jヴィレッジスタジアム:
1997年に日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設以来、サッカー日本代表のトレーニングキャンプをはじめ、各種カテゴリーの大会・合宿等で多くのチームが利用。2011年3月に発生した東日本大震災に伴い、 施設の営業を休止していたが、2018年夏に一部営業再開、2019年4月20日に全面営業再開している。
※3 KAITEKI:
三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表す。