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α-メチルスチレンは、スチレンに類似した重合性を持ち、ABS樹脂でスチレンの代わりに用いて、耐熱性のいいABS樹脂の製造に使用される。その他、塗料、接着剤等の原料として使用される。
- CAS:No.98-83-9
- EINECS:No.202-705-0
- 化審法:No.3-5
- 毒物劇物取締法:該当せず
- 消防法:危険物第4類第2石油類(非水溶性液体)
特徴
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α-メチルスチレンは、スチレン同様、付加重合成性を持つ芳香族化合物で、以下の性質を持ちます。
三菱ケミカルのα-メチルスチレンは、高純度です。
一般名 | α-メチルスチレン メチルスチレン アルファメチルスチレン イソプロペニルベンゼン |
---|---|
構造式 | |
官能基・化合物分類 | ベンゼン環 二重結合 |
CAS No | 98-83-9 |
既存化学物質番号 | 3-5, 3-8 |
化学式 | C6H5C(CH3)=CH2 |
分子量 | 118 |
外観 | 無色透明の液体 |
融点(℃) | -23 |
沸点(℃) | 161 |
比重 | 0.91 |
引火点(℃) | 45 |
発火点(℃) | 574 |
爆発範囲(%) | 1.9~6.1 |
用途
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耐熱ABSで、スチレンの代わりに使用される。また、顔料,塗料 接着剤等有機化合物の原料として、また、ゴムやプラスチックの添加剤として使用される。
関連資料
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