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フェノールは、ベンゼンから合成されるヒドロキシル基を持つ芳香族化合物で、フェノール樹脂の原料として、またエポキシ樹脂の原料であるビスフェノールAの合成に使用される他、各種化学薬品の原料として使用される。
- CAS:No.108-95-2
- EINECS:No.203-632-7
- 化審法:No.3-481
- 毒物劇物取締法:劇物
- 消防法:指定可燃物(可燃性固体)
特徴
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フェノールは、ベンゼンから合成されるヒドロキシル基を持つ芳香族化合物で、室温では固体で、特有の薬品臭がある。その一般的な物性は次のとおり。
一般名 | フェノール 石炭酸 オキシベンゼン |
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構造式 | |
官能基・化合物分類 | ベンゼン環 ヒドロキシ基(フェノール性水酸基) |
CAS No | 108-95-2 |
既存化学物質番号 | 3-481 |
化学式 | C6H5OH |
分子量 | 94 |
外観 | 無色ないし白色固体 |
融点(℃) | 41 |
沸点(℃) | 182 |
比重 | 1.07 |
引火点(℃) | 79 |
発火点(℃) | 715 |
爆発範囲(%) | 1.8~8.6 |
溶解パラメーター | 14.5 |
用途
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フェノール樹脂の原料として、また、エポキシ樹脂の原料であるビスフェノールAの合成として使用される他、染料 界面活性剤 殺菌剤,農薬、医薬、その中間体等々、幅広い化学薬品の原料として使用される。
関連資料
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