コアブリッドBは、芯鞘構造の導電性・光吸収発熱性アクリル短繊維です。
芯部に高濃度の導電・光吸収発熱粒子を練り込むことで、従来の練り込み型機能繊維と比較し、高い性能を発揮します。

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特徴

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短繊維のメリット

  • 短繊維のため、紡績、不織布(乾式・湿式)原料として容易に取り扱えます。
  • ウール、コットン、アラミドなどの短繊維に任意の割合で混ぜることにより、制電性や発熱性を付加することができます。
  • 長繊維に比べ繊維末端が多く、コロナ放電※が発生しやすくなるため、除電効率が高くなります。
  • コロナ放電は、尖った電極から起こる数µAの非常に弱い電流を大気中に持続的に放電する現象です。コアブリッドBは導電繊維のため、繊維の先端部が “尖った電極”となり、コロナ放電を起こして帯電した電荷を放出します。

導電性能

コアブリッドBは、カーボン系導電粒子を高密度に練り込んでいるため、金属被覆繊維に次いで高い導電性能を持っています。

  • 単繊維抵抗値(比抵抗) 4.25×101Ω・cm(3.3dtexタイプ)

数値が小さくなるほど、電気の流れやすい繊維です。
[参考] 各種導電繊維の一般的な導電レベル

太陽光発熱性能

コアブリットBの芯部に練り込まれている黒色発熱粒子は、太陽光中の赤外線、可視光、紫外線の幅広い光を吸収して熱に変換します。
特に、一般的には遮られにくいといわれている赤外線を吸収できるため、重ね着や中綿、芯地などでも発熱性能が得られます。

  • 一般的な黒い繊維(染色)は・・・
    可視光はある程度吸収しますが(=黒く見える)、 赤外線はほとんど吸収しません。

編地での光吸収発熱性能比較

一般のアクリル繊維に比べ、コアブリッドBは太陽光を吸収してすばやく熱に変換します。

光吸収発熱繊維 レフランプ照射での発熱性

(300Wレフランプを編地の30cm上空で照射し、編地の内部温度を測定)

重ね着、中綿、裏使いなどでの発熱効果

コアブリッドBは光吸収効率が高く、遮られにくい赤外線も吸収するため、表生地を通った光でも発熱性能が得られます。

重ね着での発熱性評価結果

(300Wレフランプを生地の30cm上空で照射し、生地の内部温度を測定)
フリースなどを重ね着しても、発熱効果は得られます。

ラインナップ・仕様

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タイプ 色調 品番 繊度 カット長 形状 主な用途
コアブリッドB 黒色系
(チャコール)
ET15 3.3dtex 5mm ショートカット 湿式不織布
38mm ステープル 不織布、紡績
76~127mm
バイアス
ステープル 紡績(梳毛紡)
11dtex 70cm紙巻 紙巻トウ ブラシ毛材
コアブリッドW 白色系
(ライトグレー)
ET20 3.3dtex 38mm ステープル 不織布、紡績
  • コアブリッドWはコアブリッドBの白色系タイプです。
  • 他のカット長やトウ(クリンプ有、無)も、生産ロットによっては対応可能です。
  • また、紡績糸(アクリル混、ポリエステル混、綿混など)、不織布、ブラシ製品などもご要望内容により対応させていただきますのでご相談ください。

用途

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  • 衣料
    セーター、中綿、ダウンジャケット
  • 資材・インテリア
    ブラシ、紐、ロープ、カーペット、不織布など

製品に関するお問い合わせ


繊維素材事業部 繊維営業グループ
  • TEL:06-7663-8156

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