スクラーゼ®Aは、ペクチナーゼ、キシラナーゼ、プロテアーゼをはじめ、リパーゼ、アミラーゼ等を含有した複合酵素製剤です。

取り扱い会社の製品情報ページ[別窓表示]

お問い合わせ

特徴

[閉じる]

■ スクラーゼ®Aとは

スクラーゼAは、ペクチナーゼ、キシラナーゼを主剤として含有した複合酵素製剤です。

基原
Aspergillus usamii

力価
ペクチン糖化力:12,000 u/g以上
キシラン分解力:400 u/g以上

■ 特長

スクラーゼAは、ペクチナーゼ、キシラナーゼ、プロテアーゼをはじめ、リパーゼ、アミラーゼ等を含有した複合酵素製剤です。

果実・野菜の分解試験
蒸留水に溶かしたスクラーゼAを各検体(前処理は施していない)に対して1%(w/w)となるように添加し、40℃でゆっくり振とうしながら19時間処理した。

図 スクラーゼ添加有無の比較

 

スクラーゼAに含まれる酵素の複合的な働きにより、全てのスクラーゼA添加検体(+)がスクラーゼA未添加検体(-)と比較して軟化し、オレンジ、キウイフルーツ、トマト、コメでは崩壊・溶解が顕著であった。タマネギ、ゴーヤでは溶液の澄明化が確認された。

用途

[閉じる]

植物性素材加工に使用されます。

果汁の清澄・ろ過促進、ワインの清澄、柑橘類の瓢のう剥皮、食物繊維の製造(麻、へちま等)。

■植物成分抽出用途
スクラーゼAは、植物細胞に対して次のように働き、細胞内の有用成分の抽出効率を高めます。
1)ペクチナーゼが細胞の結合部(中層)に作用して、細胞をバラバラにする。
2)個々の細胞に、キシラナーゼ、ペクチナーゼ、リパーゼなどが作用して、細胞壁および細胞膜を崩壊させる。
3)細胞内部のでんぷん、たんぱく質、栄養成分などが効率よく溶出する。

図 植物細胞のモデル図

 

■植物成分抽出に酵素製剤を利用した例
グァバ葉、コーヒー、羅漢果、ココア、昆布、エリンギ、(以上、エキス抽出)、野菜(フレーバー)、ニンジン・みかん(カロテノイド抽出)、茶(ポリフェノール類抽出)、柑橘類(オイル抽出)、トマト(リコピン抽出)、アロエ(多糖類抽出)、海苔(ガラクタン抽出)、バニラビーンズ(フレーバー抽出)など。

■果実・野菜エキス清澄用途
果実・野菜組織中に含まれるペクチン質は、粘性に富んだ高分子で果汁混濁の主な原因となり商品価値を低下させる他、ろ過性の低下による生産効率の悪化を引き起こします。スクラーゼAに含有されているペクチナーゼ、ヘミセルラーゼ(キシラナーゼ)、プロテアーゼの総合的な働きにより果汁を効果的に清澄します。スクラーゼAに含まれる酵素は酸性条件下においても、力価が低下しないため、果汁清澄に非常に適しています。

ラインナップ・仕様

[閉じる]

スクラーゼAの成分及び配合量%

成分名

配合量(%)

備考

ペクチナーゼ

10%

主剤

キシラナーゼ

5%

主剤

食品素材

85%

ブドウ糖

■包装形態
1kg:ポリ袋・紙箱

■表示方法
酵素、「ペクチナーゼ、キシラナーゼ」または「ペクチナーゼ、へミセルラーゼ」、表示なし※
※最終商品において熱失活されたり、除去されたりしていて酵素としての本質を有しない場合は加工助剤となり表示免除となります。

果汁清澄用途の場合の添加量の目安

果実の種類

添加量(%)

夏みかん

0.01~0.04

温州みかん

0.01~0.03

りんご

0.005~0.02

ぶどう(加温搾汁)

0.01~0.05

0.02~0.1

いちご

0.01~0.04

あんず

0.02~0.05

洋なし

0.02~0.05

各pH及び温度におけるスクラーゼAの活性はこちらをご覧下さい。

製品に関するお問い合わせ

三菱ケミカルフーズ株式会社


三菱ケミカルフーズ株式会社の製品一覧を見る[別窓表示]