三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)の生分解性プラスチック「BioPBS™」を用いたストローが、ワシントンホテル株式会社(本社:愛知県名古屋市千種区、社長:内田和男、以下「ワシントンホテル㈱」)に採用されましたので、お知らせいたします。本年5月にワシントンホテル㈱のすべてのホテルや飲食店等の施設において、既存のストローから切り替えました。


BioPBS™は、当社が開発、基本特許を有し、当社とタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTT MCC Biochem Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、社長:杉本 龍一郎)が製造する植物由来の生分解性プラスチックで、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負荷が少ないという特徴を有しています。


ワシントンホテル㈱は、マドラーのプラスチック製から木製への変更、客室へのアメニティ設置廃止など、プラスチックごみ削減活動に積極的に取り組んでおります。今回、ワシントンホテル㈱において年間で約12万本使用するストローを、BioPBS™を用いたストローに切り替えることで、更なる石油由来プラスチックごみの削減を図ります。


当社は、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI※」の実現に向け、今後もBioPBS™をはじめとする生分解性プラスチックや植物由来プラスチックの研究開発・用途展開を加速させ、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献して参ります。


※ 三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表します。

今回採用されたストロー
ストローが使用される施設の一例
(新大阪ワシントンホテルプラザ)

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