世界のたばこ需要は、アジア、アフリカ、東欧などの新興国を中心に伸張しています。
この拡大するたばこ市場へ対応するため、両社はたばこフィルター用のアセテート・トウを製造する合弁会社を設立して、国際的に競争力の高い生産体制を構築することを目指します。
三菱レイヨン社は、アセテート・トウについてのダイセル社との協力関係を深めることで事業の安定化を図る一方、地球環境に優しくファッション性の高いアセテート・フィラメントでも市場の拡大と深耕により収益向上を図り、アセテート繊維事業の強化を行います。
一方、ダイセル社にとってたばこフィルター用アセテート・トウ事業はコア事業のひとつであり、世界のアセテート・トウ需要の拡大を背景に、中期計画「 3D - I 」においても同事業の強化に取り組んでおり、今回の合弁会社設立はその一環です。
ダイセル社では、既存の事業場におけるアセテート・トウ製造設備の増強も検討しており、さらには中国における合弁会社の同製品の増強も実施していく予定です。