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プレスルーム 2010年
5月14日
2010年5月14日
三菱レイヨン株式会社

速硬化高靭性プリプレグ《Tough-QURE》(タフキュア)の開発・販売について

 
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原正直、以下「当社」)は、速硬化高靭性タイプのプリプレグ《Tough-QURE》(タフキュア)の開発に成功し、本年4月より本格販売を開始しました。当社は速硬化性と高靭性を両立したプリプレグ《Tough-QURE》を、高性能を維持しながら環境負荷の低減、トータルコストダウンを実現する成形用中間材料として位置づけ、炭素繊維複合材料の市場におけるマーケティングをさらに拡大していきます。

【《Tough-QURE》の特徴】

1.短時間成形性
従来の130℃硬化タイプのプリプレグよりも短時間での成形が可能であり、生産性を向上させる事が可能です。したがって加熱硬化時のエネルギー消費量が削減でき、トータルコストダウンと共に環境への負荷も低減することが可能です。

※当社実施例:

(1) シートラップ成形において、通常硬化条件(130℃×1時間)に対して130℃×30分で硬化。
(2) プレス成形において、140℃×5分で硬化。
*シートラップ成形とは、プリプレグシートを芯材に巻きつけ、熱硬化後脱芯し成型物を得る方法 (例:ゴルフシャフト)

2.高靭性
“Block Copolymer technology”(ブロックコポリマーテクノロジー)により開発された速硬化マトリクス樹脂が靭性を付与します。

※当社実施例:
樹脂の破壊靭性が従来タイプに比べ1.4倍向上。

3.低レジンフロー
従来の当社プリプレグと比較してさらにレジンフロー(成形工程中の加熱と加圧によりプリプレグ中の樹脂が流れ出す現象)が少なく、良好な成形性を実現します。

【用途】

  • 各種スポーツ用品(ゴルフシャフト、テニスラケット、釣竿、ホッケースティックなど)
  • パーツ成形品(自動車、自転車など)
    各用途において、高靭性特性を活かしたパフォーマンスが期待されます。
****本件に関するお問い合わせ先 ****
三菱レイヨン株式会社 広報・IR室  TEL:03-5495-3100
リリースの内容は発表日現在のものです。
その後内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。