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2007年11月28日 |
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炭素繊維《パイロフィル》新タイプの開発について |
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三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原 正直)は、自動車部材や風力発電翼等の大型構造物向けに新タイプのPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維《パイロフィル》「P330シリーズ」を開発しました。
「P330シリーズ」は、当社の高強度炭素繊維TR50S/TRH50と同等の性能を保有し、かつフィラメント数を大型化(5~6万フィラメント)させた製品です。従来の
2.4万フィラメント(24K)以下のスモールトウと比較して、大型成形品に適した加工性を持ち、なおかつ高強度、高弾性率の特性を実現した、これまでのPAN系炭素繊維の概念を変える新しい炭素繊維です。
【背景】
炭素繊維は、航空宇宙関連用途や様々な産業分野からスポーツ・レジャー用途まで市場を着実に広げてきました。需要はそれにともない順調に拡大を続け、2010年には45,000トンを超えると予想されます。今後、産業用途の一層の成長や、自動車関連の新市場の立ち上がりを前に、本格的な需要拡大に向けて供給体制を整えるとともに、各種の用途に適した製品の開発が急務となっています。
このような状況下、当社グループは、大型成形品に適した炭素繊維の開発を進め、このたび成形加工性と高強度、高弾性率を両立させた《パイロフィル》「P330シリーズ」を上市いたします。今後は、自動車、風力発電翼、圧力容器などの大型成形品を中心に展開していきます。 |
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| 1.物性 |
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縦軸:引張強度[MPa(メガパスカル)]
横軸:引張弾性率[GPa(ギガパスカル)] |
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2.成形加工: |
スモールトウ同様の性能・均質性・品位を達成することにより、中間材料(プリプレグ・プリフォーム)への加工しやすさや、ダイレクト成形(フィラメントワインディング成形・引抜成形など)での加工効率は、従来のラージトウに比べて大幅に向上しており、本来、ラージトウで期待されていた積層効率の改善や加工準備の軽減などの長所を十分に発揮することができるようになりました。 |
3.ターゲット: |
自動車、圧力容器や大型構造物(風力発電翼、船舶、土木・建築部材など)などの各種産業用途 |
4.売上目標 : |
2010年 60億円 |
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【ご参考】 |
《パイロフィル》「P330シリーズ」は、現在開催中のSAMPE JAPAN2007で11月29日より紹介いたします。
SAMPE JAPAN2007 |
| 概要: |
新しい材料とその加工技術に関する国際会議(シンポジウム、展示会) |
| 期間: |
2007年11月28日~30日 |
| 会場: |
東京ビッグサイト 東3ホール |
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| ****本件に関するお問い合わせ先 **** |
| 三菱レイヨン株式会社 広報・IR室 |
TEL:03-5495-3100 |
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リリースの内容は発表日現在のものです。
その後内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。