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プレスルーム 2002年
12月9日
2002年12月9日
三菱レイヨン株式会社
中国におけるアクリル樹脂板新社設立について
 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇芳之)は、2002年12月に100%出資のアクリル樹脂板製造・販売会社「三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司」を中国江蘇省南通市経済技術開発区に設立します。新社は、三菱レイヨンが開発した独自の最新鋭技術による高性能連続製板設備を導入し、生産能力は2万トン/年(1系列)です。
投資総額はおおよそ3,000万US$で、2005年5月の稼働を目指します。連続製板設備によるアクリル樹脂板の製造は中国はもとよりアジア地区で初の試みであり、同地区で高まるIT需要をターゲットとして三菱レイヨンが最も得意とする光学系アクリル樹脂板の供給を行います。当社アクリル樹脂板事業は連続製板設備の高品質、高生産性の強みを生かし国内最大規模であり、アジアにおいてもトップクラスの規模ですが、今回の新社設立によりアジアにおけるプレゼンスをより強固なものと致します。
1.中国新会社設立の背景
 中国はアジア最大のアクリル樹脂板の消費国です。近年、沿岸地域の経済・工業開発、2008年の北京オリンピック開催に向けてのインフラ整備、様々な海外企業の進出、特に日本、韓国、台湾からのIT関連企業の急速な進出に伴い、よりハイエンドな性能を有するアクリル樹脂板の要求が高まっています。例えばIT関連のモニター向け導光板用途は、これまでの部品輸入による組み立て主体から一貫生産へと移行を開始しており、中国国内での導光板調達が今後急激に増加するものと想定されます。中国国内のアクリル樹脂板はセルキャスト製法による製造が主流で、ハイエンドなアクリル樹脂板の供給には限界があり、当社としては品質・生産性に圧倒的な競争優位性を誇る独自開発による高性能連続製板設備を強みに、新社を設立することと致しました。
 更に、南通市はIT関連需要の集中する上海華東地区、北京を中心とする華北地区、香港を中心とする華南地区への何れのアクセスにも有利であること、また、同市開発区には2003年秋稼働を目指して当社アクリル樹脂成形材料工場の建設が始まっており、隣接してアクリル樹脂板工場を持つことによりシナジー効果を最大限引き出せ
るとの判断から、南通市での新社設立を決定いたしました。
 当社は、メタクリル酸メチル(MMA)およびその重合体であるアクリル樹脂(MMA樹脂)を中心としたMMA系事業体をコア事業と位置付け、アップストリームからダウンストリームまで総合的且つ相互補完的な事業システム(MMAチェーン)として捉えることに競争優位の源泉を見出しております。日本、タイ、中国における3生産拠点を核としてアジア最強の地位を堅持すると同時に世界№1のポジションを目指して更なる海外展開を強力に推し進めてまいります。

2.新社の概要

名 称 三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司
(英文名:Mitsubishi Rayon Polymer Nantong Co.,Ltd)
所在地 中国江蘇省南通市経済技術開発区内
代表者名 未定
事業内容 アクリル樹脂板の製造販売
設 立 2002年12月
稼 働 2005年05月
資本金 1,600万US$(約19億2千万円)
資本構成 三菱レイヨン100%
生産能力 2万トン/年
売上目標 3年後50億円
**** 本件に関するお問合せ先 *****
三菱レイヨン株式会社 広報・IR 室  TEL:03-5495-3100
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