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7月11日
2002年7月11日
三菱レイヨン株式会社
欧州における自動車用プラスチック光ファイバケーブルの
生産と開発の提携について
三菱レイヨン株式会社(社長:皇 芳之、本社:東京都港区)は、同社のプラスチック光ファイバ(Plastic Optical Fiber、以下POFという)の欧州向け販売代理店である三菱商事株式会社(社長:佐々木幹夫、本社:東京都千代田区)、及びオーストリアの自動車用ケーブルメーカのゲバウア・アンド・グリラー社(Gebauer & Griller Kabelwelke GmbH、以下G&G社という)と、欧州市場における車載向けPOFケーブルの事業拡大を目指して、提携関係を結ぶことに合意しました。
三菱レイヨンのPOFを使用してG&G社がケーブルを製造し、欧州の主要自動車メーカ向けに供給するとともに、新規車載用POFケーブルの開発に向けた技術交流を積極的に行います。
今回の協業のねらいは、日本やアメリカに先駆けて車内の高速大容量情報ネットワーク(車内LAN)用途にPOFの採用が進む欧州において、POFケーブルの生産及び開発拠点を設け、顧客サービス機能を強化することにあります。欧州の主要自動車メーカからは以前よりEU域内でのPOFケーブルの生産および開発を強く望む声があり、今回の協業はそうした要望に応えるものです。
POF世界市場の7割のシェアを持つ三菱レイヨンは、自動車分野においても1998年情報系車内LAN規格である「D2B」を実用車で初めて搭載したメルセデス・ベンツSクラス向けにPOFケーブルを納入してきた実績をもちます。その後、「D2B」は欧州で標準化が進む高速車内LAN規格である「MOST」に発展継承され、昨年来、BMWやダイムラー・クライスラーの新型車に相次いで搭載されています。今回の協業に基づき、三菱レイヨンとG&G社は今春全面モデルチェンジされたダイムラー・クライスラーの「ベンツEクラス」向けに「MOST」用POFケーブルを全量供給します。更に今後「MOST」搭載が決定しているBMW、アウディ等に採用を働きかけてまいります。従来の電線を束ねたワイヤハーネスに比べて電磁雑音を発生しない上に軽量化が実現できるPOFを「MOST」等の情報系車内LANに採用する欧州車は、2005年には百万台に達すると見込まれています。
尚、欧州における今回の提携合意の発表は、7月10日にミュンヘンのBMW開発センターで開催されたPOF技術ワークショップの席上、G&G社から行われました。
****この件に関するお問い合わせ****
三菱レイヨン株式会社
情報材料事業部
03-5495-3055
広報・IR室
03-5495-3100
【参考資料】
1.ゲバウア・アンド・グリラー社の概要
会社名:
Gebauer & Griller Kabelwerke GmbH
代表者:
Gerhard Griller, Managing Director
所在地:
Muthgasse, 36, A-1190, Wien, Austria
売上高:
1億6000万ユーロ(2001年)
設 立:
1940年
従業員:
約1000人
事業概要:
自動車用電線を主とするケーブルの製造・販売
ベンツ、BMW、VW等のドイツ車向けを中心に納入している。
三菱レイヨンとの関係:
1997年から三菱レイヨンのPOFを使用したケーブルの開発及び製造・販売を行っている。
2.「MOST」の説明
「MOST」とは、Media Oriented Systems Transportの略。「D2B」を継承した情報系車内LANのインターフェース規格で、カーナビやラジオ、CD、DVD、電話等の情報機器の接続に用いられる。「MOST」の一秒あたりの情報伝達量は24.5Mbpsと従来の「D2B」の 5倍であり、ドイツの自動車メーカが中心になって結成された「MOST COOPERATION」によって標準化と世界的普及が進められている。なお「MOST」は、MOST COOPERATIONの登録商標。
以上
リリースの内容は発表日現在のものです。
その後内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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