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2016年02月22日
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カザフスタン共和国でのMBR下水処理技術普及促進事業がJICA民間技術普及促進事業に採択
三菱レイヨン株式会社
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下「当社」)は、丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、社長:國分 文也)とともに進めるカザフスタン共和国での膜分離活性汚泥処理法(以下「MBR法」)※1による下水処理技術普及促進事業(以下「本事業」)が、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が公募した「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」(2015年度第1回公示分)※2に採択されましたのでお知らせします。
本事業の目的は、カザフスタン共和国の首都であるアスタナ市の下水道局を対象に、従来の生物活性汚泥処理法と比較し、より水質向上が見込まれるMBR法を用いた下水処理場での実証試験や教育訓練を通して、同国での環境保全や将来の水不足に対応する排水リサイクル技術としてMBR法による下水処理、排水処理技術の定着を図るものです。2017年7月までを事業期間とし、気温変動の激しい環境下に適合する運転技術の試験・実証と技術者の訓練・育成を行うとともに、事業期間終了後のビジネス展開を見据えた現地での連携可能なエンジニアリングメーカー等の探索を行います。
カザフスタン共和国では、首都遷移に伴う都市への人口集中化並びに下水道普及率の向上計画から、下水道の整備と処理設備の増強が必要となっています。当社は、MBR技術により同国の環境保全と将来の水資源確保に貢献するとともに、この実証試験により、日本企業の実績の少ない現地での水関連ビジネスの活路を開き、アスタナ市以外の同国他都市や周辺の中央アジア各国での水処理事業の展開を目指します。
※1 MBR法とは、従来の活性汚泥法が沈殿分離で行っている活性汚泥と処理水の分離を、中空糸膜を用いた膜ろ過に置き換えるもので、沈殿槽を不要とするなど大幅な省スペース化を実現でき、水質の向上も図れます。
※2 日本企業が持つ優れた製品、技術、システム等を開発途上国の政府関係者に理解を促すとともに開発への採用可能性の検討を行うことを目的として、2013年度に開始したJICAの提案公募型事業です。
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| 《ステラポアー》(中空糸膜モジュール) |