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ニュース

2014

2014年01月16日

ニュース-炭素繊維・複合材料

高性能中弾性炭素繊維《パイロフィル》MR70の開発について


三菱レイヨン株式会社

 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下「当社」)は、従来の中弾性炭素繊維の性能を大幅に上回る新しい高性能中弾性炭素繊維《パイロフィル》MR70の開発に成功しました。
 
 航空機・自動車等の構造部材、またハイエンドのスポーツ・レジャー向け製品等は、材料の軽量化が最も強く望まれている分野ですが、軽量化のためには、材料強度の向上とともに、軽量薄肉化によって低下する剛性(弾性率)の改良も不可欠です。しかしながら、従来は、炭素繊維の強度と弾性率の双方を向上させることは、非常に困難な課題でした。今回、開発したMR70は、強度約7GPa、弾性率約325GPaと、当社従来中弾性炭素繊維であるMR60Hを強度で約20%、弾性率で約10%上回る高い強度と弾性率の発現を両立した画期的な中弾性炭素繊維です。この高い性能は、炭素繊維の原料繊維であるプレカーサーの製造プロセス、炭素繊維の製造プロセスのすべてのプロセスの見直しにより、炭素繊維の微細構造の制御、欠陥の排除を実現できたことにより、達成できたものです。すでに国内の生産設備において、生産を開始しており、航空機用途、スポーツ・レジャー用途向けを中心にユーザーへのサンプル出荷を開始しています。
 
 当社は、さらにユーザー評価を拡大していきながら、今後も更なる高性能炭素繊維が求められる航空機用途、高性能産業用途、スポーツ・レジャー用途等の開拓を加速していきます。


《パイロフィル》MR70の特性

【ご参考】
JEC Europe 2014で《パイロフィル》
MR70を紹介いたします。
  
JEC Europe 2104
   概要: パリで開催される世界最大級の複合材料に関する国際展示会、カンファレンス
   期間: 2014年3月11日~13日
   会場: Porte de Versailles, 75015 Paris – France

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