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ニュース

2012

2012年12月17日

ニュース-炭素繊維・複合材料

韓国SK Chemicals社との事業提携について


三菱レイヨン株式会社

 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下「当社」)は、アジア市場における炭素繊維プリプレグ事業の発展拡大を図るため、韓国のSK Chemicals社(本社:韓国京畿道城南市、副会長:金昌根、以下「SK社」)と戦略的事業提携を結びました。
 
 事業提携の主な内容は以下の通りです。この事業提携により、両社の保有する炭素繊維・複合材料事業の製造及び開発の両面でシナジー効果発現を図ります。
 
1. 長期供給契約を結び、当社はSK社へ炭素繊維を安定的に供給します。
2. 当社製の炭素繊維を用いたプリプレグ製品をSK社に生産委託します。
 生産場所はSK社の韓国・蔚山工場及び中国・青島工場です。
3. 両社は、産業用途向けプリプレグの共同開発・共同生産を進めます。
 第一段階としてSK社の蔚山工場にて風力発電翼用の厚目付プリプレグの量産化を実施します。
 
 炭素繊維の世界需要は、リーマンショックや欧州危機等の影響で増減はありましたが、現在では各市場での需要が回復し、2012年から2013年には、年40,000トンに近い市場規模になりつつあると予測され、中長期的には、産業用途を中心に、15%前後の成長が見込まれています。
 特に、アジア市場においては、従来メインであったスポーツ用途の需要に加え、大型風力発電翼の需要など産業用途の需要増加が期待されています。
 この成長する炭素繊維・複合材料市場において、両社は今回合意した戦略的事業提携を通じ、安定的供給関係をベースとした生産委託、共同開発を進めるとともに、相互の事業拡大に貢献出来る生産基盤の一層の強化を進めます。
 
 
【SK Chemicals社概要】
本  社: 国京畿道城南市盆唐区三坪洞686
代表者: 金 昌根 (副会長)
設  立: 1969年7月
資本金: 118,301 百万ウォン  (2011年12月決算期)
売上高: 1,546,108 百万ウォン (2011年12月決算期)
事業内容: ケミカル事業(co-polyester樹脂、高機能樹脂、炭素繊維プリプレグ、バイオディーゼル)、ライフサイエンス事業(医薬品、ワクチンなど)
 
【プリプレグについて】
炭素繊維を用いた代表的な中間基材のひとつで、炭素繊維を一方向またはクロス状に並べてエポキシ樹脂を均一に含浸させたシート。航空機用途やスポーツ・レジャー製品で長年の使用実績がありますが、最近は自動車部材や風力発電翼部材への適用が広がっています。風車翼用途の場合、1平方メートルあたり1kg以上の重量を持つ厚目付のプリプレグを数十層積層して使用します。当社が大竹事業所で生産する高性能ラージトウは、厚目付プリプレグ用途に最適な炭素繊維です。
 

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