韓国最大級の水質復元センターでの水処理膜の受注について
三菱レイヨン株式会社
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下当社)の膜分離活性汚泥法(以下MBR)用水処理膜エレメント《ステラポアー》が、韓国京畿道華城市の水質復元センターに採用されることが決定しました。
同センターは、韓国最大級のMBRの排水処理施設で、第二期工事も予定されており、第二期にもMBRが採用されると韓国最大のMBRプロジェクトとなります。
<受注施設の概要>
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施主:The Korea Land & Housing Corporation(韓国土地住宅公社)
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受注者:現代エンジニアリング
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場所:韓国京畿道華城市
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施設名称:東灘水質復元センター
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処理水量(第一期):91,500m3/日(第二期合計:122,000m3/日)
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工事着工時期:2012年12月
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稼働時期(予定):2013年末(第一期)、2014年末(第二期)
<MBR=Membrane Bio Reactorの特長>
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施設のコンパクト化: 従来の沈殿池が不要になります。
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高度な水処理: 膜でろ過するため再利用可能な水質が得られます。
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容易な維持管理: 従来法に比べ、汚泥流出の心配がなく、管理が容易になります。
MBRは、下水や工場排水の浄化に使われる活性汚泥法(微生物による有機物の分解)と膜ろ過法を組み合わせたもので、沈殿池が不要となり、施設のコンパクト化が可能となります。
また再利用可能なきれいな水を得ることが可能になり、これまではそのままでは利用できず河川に放流していた多くの水を再利用することができるようになり、水質の良い水を確保することに貢献します。
三菱レイヨンはこれまでに、排水処理施設向けに世界中で3,500件以上の中空糸精密ろ過膜エレメント納入実績を持ち、特にMBRのリーディングカンパニーとして水処理膜事業を展開中です。
韓国では、約10年以上前から現代エンジニアリングとMBR技術を用いた排水処理事業を展開しており、韓国内だけで100件を超える納入実績があります。
2008年には韓国天安市の下水処理場でステラポアーが採用された設備が稼動し、当時としては世界最大級のMBR排水処理施設となりました。
また韓国内に留まらず、中東や中央アジア等の排水処理事業も共同で取り組みを開始しており、最近ではクウェートでも排水処理施設を受注しました。
大規模排水再利用施設向けのMBR分野では当社の膜技術は高く評価されており、今後も現代エンジニアリングとともに、膜技術の提供だけでなく、水処理施設の維持・運営・管理システムの技術開発にも展開を図り、国外を中心に大型案件の受注獲得に向け注力していきます。