たばこフィルター用アセテート・トウ製造事業の合弁会社設立に係る
確定契約締結のお知らせ
三菱レイヨン株式会社
株式会社ダイセル
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下:三菱レイヨン社)と株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、社長:札場 操、以下:ダイセル社)は、たばこフィルター用のアセテート・トウを製造する合弁会社の設立に向け協議を行って参りましたが、この度、確定契約の締結に到りましたのでお知らせします。
三菱レイヨン社は、合弁会社設立の準備のため、2012年10月1日付けで、三菱レイヨン社の富山事業所(富山県富山市)内で展開するアセテート・トウ製造事業を、100%子会社として分社化します。
1.合弁会社設立の背景
世界のたばこ需要は、アジア、アフリカ、東欧などの新興国を中心に伸張しています。
この拡大するたばこ市場へ対応するため、両社はたばこフィルター用のアセテート・トウを製造する合弁会社を設立して、国際的に競争力の高い生産体制を構築することを目指します。
三菱レイヨン社は、アセテート・トウについてのダイセル社との協力関係を深めることで事業の安定化を図る一方、地球環境に優しくファッション性の高いアセテート・フィラメントでも市場の拡大と深耕により収益向上を図り、アセテート繊維事業の強化を行います。
一方、ダイセル社にとって、たばこフィルター用アセテート・トウ事業はコア事業のひとつであり、世界のアセテート・トウ需要の拡大を背景に、中期計画「3D-I」においても同事業の強化に取り組んでおり、今回の合弁会社設立はその一環です。
ダイセル社では、既存の事業場におけるアセテート・トウ製造設備の増強も2013年7月商業運転開始を目標に進めており、さらには中国における合弁会社の同製品の増強も実施して参ります。
2.合弁会社の概要
①合弁会社は、三菱レイヨン社がアセテート・トウ製造事業を分社化し新会社を設立したうえで、当該新会社株式の一部をダイセル社に譲渡する方法によって設立する。
②出資比率は三菱レイヨン社65%、ダイセル社35%とする。
③三菱レイヨン社およびダイセル社は、合弁会社が製造する製品を引取り、それぞれが従来通り個別に販売活動を行う。
④ダイセル社は合弁会社の事業遂行に必要な原料フレーク(酢酸セルロース)を供給する。
⑤合弁会社設立の時期; 下記4.に記載された各国独占禁止法当局の承認が下りた後。
3.分社によって設立される新会社の概要
①商号: 富山フィルタートウ株式会社
②本店・工場所在地: 富山県富山市
③資本金: 50百万円 (三菱レイヨン100%)
④従業員数: 100名
⑤目的: たばこフィルター用アセテート・トウの製造
4.今後の予定
三菱レイヨン社は、日本の公正取引委員会、及び海外の独占禁止法当局の認可が下りた段階で、新会社の株式の35%をダイセル社に譲渡し、新会社を合弁会社とします。