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錠剤・カプセル包装用防湿シートの新シリーズ2品を11月20日より発売開始

2015年11月17日

  三菱樹脂株式会社(本社:東京都千代田区 社長:姥貝 卓美)は、医薬向け錠剤・カプセル包装用硬質塩化ビニル(PVC)系防湿シート「ビニホイル®」、同ポリプロピレン(CPP)系防湿シート「スーパーホイル®」シリーズにおいて、
①PVCにフッ素系材料(PCTFE※1)を複合し、当社従来品を超える高い防湿性を実現した、「ビニホイル®Lシリーズ」
②CPPに植物由来樹脂を複合し、化石資源の使用を抑え、かつ防湿性能を高めた、「スーパーホイル®Bシリーズ」
以上2つのシリーズを開発し、11月20日より国内医薬品メーカーを中心に販売開始します。
※1 PCTFE・・・ポリクロロトリフルオロエチレン

 当社の「ビニホイル®」「スーパーホイル®」は、多くの錠剤やカプセル包装で採用されているPTP(Press-Through-Pack)包装用途に使用され、1973年にPVC系シートを販売開始以来、永くお客様にご愛顧頂いております。今般発売するシリーズの概要は以下のとおりです。

 

【新グレード①「ビニホイル®Lシリーズ」】

   近年、医薬向け錠剤においては、より飲みやすい薬にするため、水なしで飲める口腔内崩壊錠が普及しつつあります。その一方、口の中で溶けやすいこれらの錠剤は湿度に敏感であり、錠剤の包装においては、より防湿性を高める必要がありました。防湿性を高めるには既存のシート厚を厚くすることで対応できますが、厚くすることにより、錠剤を取り出す際の押し出し性が悪くなり、特に高齢者の方には薬が取り出しにくくなる包装になってしまう問題がありました。
今回発売するビニホイル®Lシリーズは、PVCをベースにフッ素系の材料(PCTFE)を複合したシートです。成形性、および錠剤やカプセルなどの取り出しやすさも従来と変わらない性能でありながら、PVC単体グレードに比べ防湿性能が約25倍高く、従来の防湿シリーズであるFシリーズ(PVCとポリ塩化ビニリデン(PVDC)を複合したシリーズ)と比べても2倍以上、防湿性を高めたシート※2となっています。
※2 厚さが同等の「L-7251」の場合

【新グレード②「スーパーホイル®Bシリーズ」】

  Bシリーズは、CPPをベースに植物由来樹脂を複合したシートです。バイオマスプラスチック度50%の構成になっており、化石資源消費削減に貢献でき、かつCPP単体グレードに比べ約2倍高い防湿性能を有しています。

 当社は、医薬向け錠剤・カプセル包装用シートにおいて、保有する配合技術及び複合化技術を活かし、防湿グレード等、顧客の様々なニーズにお応えすることで、更なるシェアアップを目指して、拡販を図ってまいります。

 

■各グレードの層構成と防湿性能

 

■写真 (PTP(Press-Through-Pack)包装に成形したサンプル)

    

                       ビニホイル®Lシリーズ                                           スーパーホイル®Bシリーズ

 

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