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2013年06月20日
三菱樹脂株式会社(本社:東京都千代田区 社長:姥貝 卓美)の子会社である菱興プラスチック株式会社(本社:岐阜県養老郡 社長:山田 恒久)は、不燃・防炎の認定を取得したガラスクロス複合塩化ビニールシートとアルミ製のフレームを組み合わせた防煙垂れ壁ユニット「RKP®防煙パネル」を開発し、6月21日から本格販売を開始します。
防煙垂れ壁とは、火災が発生した際に煙や高温の有毒ガスの流動を遅らせて、避難を容易にするために、天井から50㎝以上垂らした隔壁のことです。スーパーやホテルなどの商業施設や、図書館、病院等の公共施設、工場事務所など一定規模以上の建造物において建築基準法および消防法で設置することが義務付けられています。
これらの防煙垂れ壁には、不燃性が求められることから、主にガラス板が用いられています。しかしながら、2011年の東日本大震災において、ガラス板が天井から落下し、人的・物的被害が多発したことから、現在、防煙垂れ壁を設置する施設では、ガラス製ではなく樹脂製の採用が増えています。
そのような状況のなか、工場用間仕切りシートや土木用遮水シート、屋上防水シート等の樹脂シートを製造・販売する当社は、不燃性・防炎性に優れた樹脂シートの製造技術を活かし、「RKP®防煙パネル」を開発しました。樹脂製のため、ガラス板のような割れや飛散の恐れがなく、地震の際に天井から落下・破損した場合でも被害を最小限に抑えることができます。また一枚(標準サイズ:高さ500㎜×1500㎜)あたりの重量が約1.8kgとガラスに比べて約8分の1と軽量で、一人でも容易に取り付けることができることから、作業効率が向上し、施工時間の短縮と人件費等のコスト削減につながります。さらに、樹脂シートに帯電防止機能を付与し、ホコリが付着しにくい処理をしています。そのほか、これまで培ってきた当社独自のシート加工と組み立て方法により、パネル加工の際に、四方に均等にテンションをかけ、シワ発生を抑えて綺麗な外観を保ちます。なお、樹脂シートは透明、半透明、白をラインナップし、設置場所に合わせて選択することができます。
大地震の際の被害を抑えられる樹脂製の防煙垂れ壁の需要は、今後もさらに高まると考えられます。当社は、不燃性・防煙性に優れ、軽量かつ安全な「RKP®防煙パネル」の拡販に努め、安全・安心な社会づくりに貢献してまいります。
<防煙垂れ壁の設置が義務付けられている建築物>
1. 延べ床面積が500㎡を超える特殊建築物。スーパー、ホームセンター、飲食店、展示場、公衆浴場、美術館、図書館、病院、ホテル、映画 館、児童福祉施設等。
2. 階数が3F以上で、延床面積が500㎡を超える建築物。
3. 排煙上有効な開口部の面積の合計がその居室の床面積の50分の1未満の物。
4. 延べ面積が1000㎡を超える建築物の居室で、その床面積が200㎡を超える物。
<製品写真> <設置例 >

<菱興プラスチック株式会社 会社概要>
設立:1974年12月26日(昭和49年)
本社・工場所在地 :岐阜県養老郡養老町直江640-1
資本金:3,000万円
主要株主:三菱樹脂株式会社、大興産業株式会社
年商:27億円
従業員:70名
本件に関する報道関係者のお問合せ先:(株)三菱ケミカルホールディングス 広報・IR室 03-6748-7140
製品に関するお問合せ先:菱興プラスチック(株) 開発部 0584-32-3577