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農業ハウス用外張りフィルム「美サンランダイヤスター」を発売 〜ハウス内に入る光を適度に散乱させ、収量や品質の向上に貢献〜

2012年11月21日

  三菱樹脂株式会社の連結子会社で、農業資材のトップメーカーであるMKVドリーム株式会社※1(本社:東京都中央区 社長:荻原 勝年)は、農業ハウス(以降、ハウス)の外張りフィルムに使用する耐久性に優れたポリオレフィン系フィルム(農POフィルム)の「ダイヤスター®」シリーズにおいて、全光線透過率を従来品と同等に保ちながら、ハウス内に入射する光を適度に散乱させることが可能な新グレード「美サンランTMダイヤスター®」の本格販売を本年11月下旬から開始します。ハウス全体に光を行き渡らすことで、農作物の生育促進が期待できるだけでなく、高温期での葉や果実の焼けを抑え、品質の向上にも貢献します。

  ハウス栽培などの施設園芸において、農業フィルムなどの被覆資材には、厳しい自然環境(雨風、太陽光など)の下で使用するための耐久性や強度だけでなく、それらの影響を生産物が直接受けないように、紫外線カットなど様々な機能が付与されています。近年、高温期の農作物の収量や品質を向上させるために、外張りフィルムの表面を梨地(磨りガラス風)にして、ハウス内への入射光を散乱させて日差しを弱め、早朝から昼にかけての急激な温度の変化を和らげることで、葉や果実の焼けを防止する製品が販売されています。しかしながら、これらのフィルムを使用すると、光の一部がハウスの外に反射してしまうことから、日照時間が短く光量が少ない冬に、光合成に必要な光量が不足して、収量が安定しないことが知られています。

  今般発売する「美サンランTMダイヤスター®」は、耐久性や無滴性、透明性に優れる「ダイヤスター®」の多層フィルムの中間層に無機材料を配合することにより、入射光のハウス外への反射を抑制できる微散乱光フィルムです。ハウス外に散乱する光を極力抑えることで、ハウス内に入射する光量を従来品とほぼ同等の全光線透過率90%(弊社測定値)に保ち、かつ適度に光を散乱させハウス全体に行き渡らせることにより、葉と葉の間やハウス骨材の影ができにくくなります。その結果、農作物の光合成を促進することに繋がり、ハウス全体の収量の向上※2が期待できます。また、盛夏期に農作物の葉や果実の焼けを抑え、品質の向上も図れます。さらに、フィルムが半透明なため、農業ハウスの垂直面に使用することで、外部からハウスの中を見えにくくする効果もあり、目隠しとしても活用できます。

  当社は、三菱ケミカルホールディングスグループが提唱するKAITEKIの実現を目指し、生産者に役立つ農業資材の新商品開発や太陽光利用型植物工場などの事業拡大を通じ、「次世代アグリビジネス」を今後も推進してまいります。

※1  2013年1月1日付けで、社名を「三菱樹脂アグリドリーム株式会社」に変更いたします。
※2 農業ハウスの設備や環境条件によっては、従来の透明品の方が適する場合もあります。


【ハウスの外から中の見え方 比較】

                   
美サンランTMダイヤスター® (半透明)     ダイヤスター®(透明)


【ハウス施工イメージ】

  
天井:美サンランTMダイヤスター® (半透明)   
側面:ダイヤスター®(透明)

 

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