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防護補強土壁の新工法「Geo BANK 工法」の本格販売を開始

2011年06月07日

Geo BANK 工法研究会       



 三菱樹脂株式会社、東京インキ株式会社、日本サミコン株式会社、株式会社ライテク、和光物産株式会社の5社からなる「Geo BANK 工法研究会」は、落石や雪崩の被害を防ぐ防護補強土壁の新工法「Geo BANK 工法」を開発し、昨年よりその試験販売を行っておりましたが、本年3月に同工法としては初の物件が島根県で施工され、かつ今後も継続的な受注が見込まれることから、今般、その本格販売を開始することとしました。

 「Geo BANK 工法」とは、壁面緑化が可能な補強土壁(盛土)をジオグリッド※1などを用いて構築し、落石や雪崩の被害から保全対象物を護る待ち受け式の防護工法です。落石用の「Rock Geo BANK 工法」と、雪崩用の「Snow Geo BANK 工法」があります。脆弱な地盤でも地盤改良や杭基礎工事が不要で、かつ建設現場で発生する残土を利用することができる工法であることから、従来工法よりも比較的低予算かつ短納期で設置することが可能です。ジオグリッドには衝突荷重を効果的に分散する国内初の多方向補強材「RSGBTX」を使用するなど、衝撃を効果的に吸収する構造となっており、金沢大学 前川 幸次教授(理工研究域・環境デザイン学系 工学博士)指導のもと、共同で実施した落石実験・データ解析において最大4,500キロジュール(kJ)※2の落石エネルギーに耐えられることが実証されています。なお、販売窓口はGeo BANK工法研究会事務局(和光物産株式会社内)が行います。

 地震や集中豪雨による土砂崩壊、落石や雪崩などの災害に対応するためのこのような防護工法の必要性は、今後さらに高まると考えられます。Geo BANK 工法研究会は、災害から私たちの大切な生命・財産を守る落石防護補強土壁工法「Rock GeoBANK 工法」及び雪崩防護補強土壁工法「Snow Geo BANK 工法」を広く普及させ、安全・安心な社会づくりに貢献していきたいと考えています。

※1 引張抵抗性のある構成要素が連結した規則的な格子構造からなるシート状のもので、土木などの用途に使用される。主に高分子材料からなる製品
※2 地上で約100キログラムの物体を1メートル動かすエネルギー

 

          

施工写真(左:Rock Geo BANK 工法 右:Snow Geo BANK 工法)


●Rock Geo BANK 工法

    

 

●Snow Geo BANK 工法

     

 


●Geo BANK工法研究会 特別会員(5社)の概要
三菱樹脂株式会社
本 社 :東京都中央区日本橋本石町1-2-2 三菱樹脂ビル
代表者 :取締役社長 吉田 宏
資本金 :215億円
主要事業:合成樹脂製品の製造・販売

東京インキ株式会社
本 社 :東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル
代表者 :取締役社長 大橋 淳男
資本金 :32億円
主要事業:印刷インキ、合成樹脂着色剤、記録用材料等の製造・販売、土木資材販売

日本サミコン株式会社
本 社 :新潟県新潟市中央区弁天橋通1-8-23
代表者 :代表取締役社長 渡辺 康夫
資本金 :9,600万円
主要事業:防災構造物の開発・設計・製造・販売・施工、および土木一式工事の請負

株式会社ライテク
本 社 :富山県富山市婦中町西本郷436-32
代表者 :代表取締役  細川 豊
資本金 :2,000万円
主要事業:防災対策工法等の開発・設計

和光物産株式会社
本 社 :新潟県新潟市中央区関新1-2-34
代表者 :代表取締役社長 安藤 信雄
資本金 :5,000万円
主要事業:建設資材販売

 

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三菱樹脂株式会社 総務部 広報室

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