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2010年09月06日
三菱樹脂株式会社長浜工場(所在地:長浜市三ツ矢町 工場長:小林 貞人)は、省電力化、CO2排出量の削減及び独自のゼオライト系水蒸気吸着材「AQSOA®」の開発促進等を目的とし、太陽光熱温水を利用できる「AQSOA®」を利用した冷暖房の実証試験システムを、長浜工場内の事務棟(第2本館)に導入致しました。
「AQSOA®」は、当社が生産・販売しているゼオライト系の水蒸気吸着材で、60℃〜80℃という、比較的低い温度領域でも水蒸気を効率的に放出(吸着材の再生)できるという他の吸着材には無い特長を有します。
当社は、その特長を活かし、吸着式冷凍機向けの「AQSOA®」関連部材を生産・販売しております。吸着式冷凍機とは、水を冷媒に気化熱を利用するノンフロンの産業用機器で、真空下で水を強制的に蒸発させ、熱交換機に塗布した専用の吸着材に吸着させることによって、動力をほとんど使わず7〜25℃の冷熱(冷水)を連続的に作ることできます。
今般、当工場内の第2本館に導入した太陽光熱温水を利用する冷暖房の実証試験システムは、「AQSOA®」を搭載した吸着式冷凍機に太陽光熱温水パネルを組み合わせたもので、従来、吸着式冷凍機で効果的な活用ができなかった太陽光熱温水(約65℃)を吸着材の再生に使用致します。また使用する吸着式冷凍機の冷凍能力は太陽光熱温水を利用するシステムとしては、初めて商業用として流通している175kWを導入致しました。
今回のシステムは、フロンガスを用いる一般的な空冷式冷凍機と比較した場合、CO2排出量を約1/3に削減でき、冬場には太陽熱温水を暖房の熱源として利用することで、第2本館の空調に使用する消費電力量を年間で約40%削減可能と見込んでおります。
当工場は、今後も社会から信頼される工場を目指して、省電力化によるCO2排出量の削減、環境や地域住民に配慮した事業活動、地域との積極的なコミュニケーション等を通じ、地域社会に貢献して参ります。また、三菱樹脂の中心的な工場として事業の発展に貢献して参ります。
なお、三菱樹脂グループとして、10月20日〜10月22日に長浜ドームで開催される「びわ湖環境ビジネスメッセ2010」に「AQSOA®」を使用した吸着式冷凍機関連部材、低温再生型デシカント空調機関連部材を出展致します。是非、三菱樹脂グループのブースへご来場下さい。

「AQSOA®」を搭載した吸着式冷凍機と太陽光熱温水パネル
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