掲載されているニュースについてのお問い合わせ先
三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 電話:03-6748-7140
2010年06月30日
三菱樹脂株式会社(本社:東京都中央区 社長:吉田 宏)は、メルシャン株式会社、キリンビール株式会社と共同で、ワイン用ハイバリアPETボトルの商品化に成功しました。8月25日にメルシャン社から発売される国産ワイン(7種)に採用される予定です。当社は、今回のハイバリアPETボトルの開発及び本格生産の開始を機に、お客様のニーズに応える高機能PETボトルの開発をさらに加速させ、事業拡大を目指してまいります。
当社のPETボトル事業は、食品・調味料分野を中心に、把手(とって)付ボトルや耐熱ボトルなど、高機能ボトルに注力した事業活動を行っています。その事業展開の一環として、キリンビール社等が特許を有するDLC(ダイヤモンドライクカーボン)技術をベースに、メルシャン社及びキリンビール社と共同でワイン用ハイバリアPETボトルの開発に着手し、今般、その商品化に成功しました。このDLC技術は、真空状態にしたPETボトルにアセチレンガスを充填しプラズマを発生させることで、薄い炭素膜を内面に蒸着させ、酸素などのバリア性(遮断性)を大幅に向上させるもので、一般的なPETボトルと比べて、酸素で約10倍、炭酸ガスで約7倍、水蒸気で約5倍のバリア性能を有します。これにより、従来のPETボトルと比べ、ワインの品質劣化を大幅に抑えることが可能となります。
社会における環境意識の高まりとともに、PETボトルの省資源化、軽量化に向けた動きは加速しています。また、PETボトルの高機能化は、アルコール、ヘルスケア及び工業分野で使用されているガラス瓶・紙容器・缶などの容器からPETボトルへの切り替えを可能にし、今後もそのニーズがさらに高まることが予想されます。
当社は、今回開発したハイバリアボトルを含め、これまでに培った技術開発力を活かし、食品・調味料分野のみならず、ヘルスケア分野や工業分野などの市場において、他素材からの代替容器としてPETボトルの新たなニーズを掘り起こすとともに、お客様のニーズに最適な容器をカスタマイズしてご提供することで、その事業のさらなる拡大を目指してまいります。

メルシャン社のPETボトルワイン
|
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先> |
| 三菱樹脂株式会社 総務部 広報室 |
|
TEL:03−3279−3800 |