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高機能多層フィルム「ダイアミロン」医療分野向けの本格的事業展開を開始

2010年04月27日

 三菱樹脂株式会社(本社:東京都中央区 社長:吉田 宏)は、現在は主に食品包装用に使用されている高機能多層フィルム「ダイアミロン®」の新たな事業展開として、医療分野向けの本格的事業展開を開始します。

 「ダイアミロン®」は、ハムやソーセージなどを中心とした食品包装用フィルムとして使用されている共押出多層フィルムです。複数の樹脂原料を独自技術で同時に製膜するため、ガスバリア性や易剥離性(はがしやすさ)などの複数の機能を持った多層フィルムを顧客ニーズに応じてカスタマイズし提供することが可能です。主な用途は食品包装ですが、注射針、プレフィルドシリンジ(あらかじめ薬剤が充填された注射器)などの医療包装(二次包装)にも採用されています。 


 当社は、「ダイアミロン®」事業の拡大に向けて、医療分野を新たな重点分野として位置付け、3年前に大手製薬会社との医療用輸液バッグ※向けフィルムの共同開発を開始し、昨年、約3億円を投じてダイアミロン工場(当社 浅井工場内)のクリーンルーム化や、より厳密な品質管理体制の整備などを進め、医療品(一次包装)向け高機能フィルムの生産体制を構築してまいりました。そして、今春から医療用輸液バッグ向けフィルムの本格販売を開始します。さらに、医療分野での事業拡大を加速すべく、4月に専門の営業チームを編成し、営業活動も強化いたしました。

 
 医療現場では、医療ミスの防止と医療従事者の負担軽減が求められています。当社は、食品包装で培った「ダイアミロン®」の商品力、技術力を活かし、新商品開発に取り組む製薬メーカーや医療機器メーカーのパートナーとしてお客様の求める機能に応えた最適な素材・ソリューションを提供することで、「ダイアミロン®」の医療分野での本格的な事業展開を進めてまいります。


※医療用輸液バッグ
点滴をする際に用いられる輸液袋。従来、輸液容器はガラス瓶が主流でしたが、医療現場からは、軽くて、扱いやすく、医薬品の安全性を高められるフィルム製のバッグが求められており、近年増えています。

 

 

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