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薄膜系太陽電池パネルのハイガスバリアバックシートを世界市場で展開

2009年10月26日

 三菱樹脂株式会社(本社:東京都中央区 社長:吉田 宏)は、太陽電池パネルのバックシートに求められる性能を有するハイガスバリアフィルム「BACK-BARRIER」を、2009年10月26日より、世界市場に向けて本格的に販売を開始します。

 この「BACK-BARRIER」は、既にサンプル提供している国内外の太陽電池パネルメーカーより高い評価を頂いている世界最高水準の水蒸気バリア性を持つ当社のハイガスバリアフィルム「X-BARRIER」のシリーズとして、本格的な展開を始めることとなったものです。

 

BACK-BARRIER

 当社は、2008年7月より、プラスチックフィルムとしては世界最高水準となる10−4(g/(m2・d))レベルの水蒸気バリア性を実現し、かつお客様のニーズに合わせてカスタマイズする「X-BARRIER」を世界市場で展開し、太陽電池部材や、高度医療・医薬品向け包装材として採用が拡がっています。

 また、「X-BARRIER」シリーズとして、今年4月、優れたガスバリア性能に加え、反射防止性や、UVカット、防眩性、低収縮性、加工適性などの機能性が求められる色素増感型太陽電池や有機ELディスプレイパネルなど電子デバイスのフロントシート用途に特化した「VIEW-BARRIER」を発売し、ガラスの代替品として使用されるフロントパネル用高機能フィルムとして高い評価を頂いております。

 今回本格発売を開始する「BACK-BARRIER」は、アルミ箔とフッ素樹脂を使用することなく、高い耐候性を保持し、また優れたガスバリア性によりバックシートを構成するPETフィルムの加水分解を防止可能なフィルム構成となっております。このため、発電効率低下やバックシートの強度低下を抑制し、太陽電池パネルの耐久性向上に寄与するとともに環境にも配慮した製品となっています。
 また、EVA(封止材)と接着性の良い素材を採用するなど太陽電池パネルのバックシート用途に求められる性能を有する高機能多層フィルムです。
 

 今回発売するバックシートは、シリコン結晶系太陽電池と薄膜系太陽電池向けの2種類でありますが、現在、色素増感型や有機薄膜太陽電池向けに、さらにガスバリア性能を向上させた製品も開発中で、仕様をお客様の要望によりカスタマイズすることも可能です。当社は、この「BACK-BARRIER」を含め「X-BARRIER」全体で、2年後に50億円の販売を目指してまいります。

 

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