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三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚博昭、以下「三菱化学」)は、高吸水性樹脂(以下「SAP」)を製造・販売するサンダイヤポリマー株式会社(本社:東京都中央区、社長:武田栄明、以下「サンダイヤポリマー」)において保有する株式40%のすべてについて、豊田通商株式会社(本社:名古屋市中村区、社長:加留部淳、以下「豊田通商」)に30%、三洋化成工業株式会社(本社:京都市東山区、社長:安藤孝夫、以下「三洋化成」)に10%を譲渡して、当該合弁事業を解消することで本日合意し、両社とそれぞれ株式譲渡契約を締結しました。
本日、三菱化学は三洋化成に10%の株式譲渡を完了しました。一方、豊田通商に対しては、同社による国内外の競争法に基づく必要な手続きの完了後、速やかに30%の株式譲渡を実施する予定です。
これによりサンダイヤポリマーは、三洋化成が70%、豊田通商が30%出資する合弁会社となります。
サンダイヤポリマーは2001年の設立以来、製造・販売・開発の各面で三洋化成、三菱化学の持つ強みを発揮し、紙おむつなどの原料として特に新興国市場で高い需要の成長を示しているSAP事業のグローバル展開を図ってきました。
三洋化成、豊田通商はSAPを戦略的開発品と位置づけており、今後いっそうの事業拡大のためには、両社によりSAP事業を遂行していくことが最適であると判断し、今般、合弁を解消することに合意したものです。
三菱化学は引き続き、四日市事業所におけるアクリル酸およびアクリル酸エステル、グループ会社におけるエマルションなど川下製品までの一貫生産体制により、競争力をさらに強化しながら国内における事業を遂行してまいります。
さらに、三菱化学は現在、既に開発に成功した新型酸化反応器の実証に取り組んでおり、アクリル酸製造プロセスにおける競争力のいっそうの強化を推進しています。また、新型酸化反応器などの新技術を取り入れたアクリル酸の協業や技術ライセンスなどを通じて、新興国を中心にさらなる需要の成長が見込まれるアクリル酸のグローバルな事業展開を図ってまいります。
なお、サンダイヤポリマー合弁事業解消後も、三菱化学がサンダイヤポリマーに対する原料アクリル酸の供給を継続し、三菱化学の連結子会社である日本合成化学工業株式会社・大垣工場内のSAPプラントの稼動も継続することで、三洋化成および豊田通商と合意しています。
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