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ニュースリリース 2008
平成20年12月5日
ブタジエンの新規製造技術を開発
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 喜光)は、自社開発した触媒を用いてブテン類からブタジエンを製造する新技術を開発し、水島事業所のパイロットプラントにおいて検討を続けてきましたが、この度、工業化技術確立の目処が付きました。今後はプロセス設計等を行い、来年度に技術パッケージ化を図る計画であります。
 ブタジエンは、ナフサ分解から得られる成分の約11%(エチレンの約3割程度の量に相当)のC4留分のうち約40%を占め、C4留分から抽出する方法によって製造されています。ブタジエンの主な用途は合成ゴム原料などで、最近、自動車タイヤ用途を中心としてその需要は拡大しております。
 一方、ブタジエン抽出後のC4留分の約30%を占めるノルマルブテン類は、種々の用途に使用されておりますが、燃料やナフサクラッカー原料として消費される量も少なくありません。当社の新技術は、このブテン類を原料としてブタジエンを製造するもので、ナフサ分解によって得られるブテン類だけでなく、石油精製におけるFCC(流動接触分解)設備(オレフィン収率の高い次世代FCC設備を含む)から得られるブテン類にも適用可能です。
 ブタジエンをナフサ分解C4留分からの抽出以外の方法で製造する技術で、現在商業的に実施されているものはほとんどありませんが、当社は、本技術の高いコスト競争力を活かし、自らブタジエンの製造を行うことを検討するとともに、国内外の多くのナフサ分解炉、FCC設備からのブテン類を利用してブタジエンを製造することを企図する会社への技術供与も併せて検討することとしており、今後、ブタジエン事業に関心ある会社、エンジニアリング会社等との協力関係の構築に向けた協議を開始いたします。
 当社は、ブタジエンを原料とする1,4-ブタンジオールとその誘導品(C4ケミカル製品)事業を成長戦略のための集中事業の一つに位置付けておりますが、この度のブタジエン新規製造技術によって本事業の一層の強化を図って参りたいと考えております。
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報・IR室
TEL 03-6414-3730
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