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ニュースリリース 2008
平成20年4月10日
塩化ビニル樹脂(PVC)輸出の停止とそれに伴う生産体制の見直しについて
ヴイテック株式会社
 ヴイテック株式会社(本社:東京都港区、社長:川崎 芳夫)は、今後のPVCの販売について、本年5月末を以て関係会社向等を除く輸出を停止し、国内向けに集中するとともに、それに最も適した生産・出荷体制に速やかに移行することを決定いたしました。これにより、電解製品、VCM、PVCの一貫生産の強みを活かしつつ、より筋肉質な事業体質への転換を図って行く所存でございます。
 なお、背景並びに具体的な施策内容は下記の通りでございます。


1. 背景
  (1) 国内需要の減少を補うため、昨年後半より中国向けだけでなくトルコ、エジプトなど新興国向け輸出を積極的に増やして参りましたが、ドル価格では着実に上昇しているものの、コストアップやフレートの高騰、更には円高のため採算面では一向に改善が見られず、今後ともこのような輸出を続けて行くことは大きなリスクを伴うものと考えます。
     
  (2) またナフサや重油・石炭の価格上昇は今後とも避けられないばかりか、これまで比較的安定していた工業塩も本年4月以降大幅な値上がりが確実な情勢であり、PVCのコスト上昇圧力は一段と強まるものと予想されます。
     
  (3) このような需要、コスト両面の大きな構造変化に対応し、安定的に事業を継続して行くためには、一部プラントの停止を含む思い切った施策の実行が早急に必要であると判断した次第です。

2. 具体的施策
  (1) 現在当社のPVCは、四日市、川崎、水島の3工場を合わせ、304千トン/年の生産能力を有し、四日市、川崎工場は主に国内向けを、水島工場は輸出向けを主体にした生産、出荷を行っております。このうち水島のPVCプラントを本年5月末を以て停止し、四日市、川崎2工場生産による国内販売に集中した体制に速やかに移行いたします。
     
  (2) 水島工場停止後の当社のPVC生産能力は、川崎工場において本年7月の定期修理時に一部手直し増強を行なうことも含め220千トン/年となる予定です。
     
  (3) なお水島工場の電解プラント、塩化ビニルモノマーにつきましても新生産体制を踏まえ、若干の生産調整を行う予定です。


【ヴイテック社の概要】
  (1)社 名 ヴイテック株式会社
  (2)設 立 平成12年4月1日
  (3)社 長 川崎 芳夫
  (4)本店所在地 東京都港区
  (5)資本金 60億円
  (6)売上高 418億円(平成19年12月期)
  (7)出資比率 三菱化学株式会社 85.1%
東亞合成株式会社 14.9%
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報・IR室
TEL 03-6414-3730
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