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| 平成16年9月6日 |
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| アンモニア系製品に関する事業の統合について |
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福島県いわき市小名浜字高山34番地
日本化成株式会社
(コード:4007)
東京都港区芝五丁目33番8号
三菱化学株式会社
(コード:4010) |
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日本化成株式会社(住所:福島県いわき市、社長:一万田道敏。以下「日本化成」という。)と三菱化学株式会社(住所:東京都港区、社長:冨澤龍一。以下「三菱化学」という。)とは、本年12月1日をもって三菱化学の硫酸、硝酸、硝酸塩類、オリウム、工業用硫安、アンモニア及び液体尿素(以下総称して「アンモニア系製品」という。)に関する事業を日本化成に集約・統合することに合意し、本日、両社の取締役会でそれぞれ承認されました(概要は別紙のとおり)。
三菱化学は、平成15年より取り進めてきた中期計画「革進-Phase 1」において、ポートフォリオ解析に基づく事業の再編・再構築を推し進め、石化・機能化学・機能材料・ヘルスケア・サービスの5セグメントを柱に、グループ各社を含めた事業経営の集約・強化を図ってまいりました。
今般、三菱化学グループの無機事業分野におきましても、日本化成を三菱化学グループにおける同事業の中核会社として位置付け、強化・発展に注力していくこととし、その一環として同事業の中心となるアンモニア系製品事業の統合を実施することといたしました。
また、日本化成は、コークス・アンモニア・肥料等を発祥事業とし事業展開を図ってまいりましたが、平成11年にコークスの生産を停止、平成14年に肥料事業を三菱化学アグリ株式会社に譲渡する一方、平成14年より取り進めてきた中期計画「DS
PLAN 21」 (Dynamic Speciality Plan 21)において、スペシャリティケミカルを中心とした高収益企業への転換を進めてまいりました。
今回の事業統合は、三菱化学のグループ経営戦略の一環であり、日本化成は、三菱化学グループにおける無機事業の中核企業としての役割を果たしていくとともに、この確固たる事業基盤をベースに、スペシャリティケミカルを中心とした事業構造転換を加速したいと考えております。
三菱化学は、昭和12年に黒崎事業所(福岡県北九州市)におけるアンモニアの製造・販売を開始して以来、その誘導品である硝酸、硝酸塩類(硝酸アンモニウム、硝酸ソーダ、硝酸カリウム等)及び液体尿素の製造・販売並びに硫酸、オリウム等の販売を行うなど、アンモニア系製品事業を展開してまいりました。平成14年には、製品の基礎原料であるアンモニアの価格高騰に伴い、その製造を停止し、コスト競争力のある海外品を中心とした購入品に切り替えるなど、同事業の強化を実施してきました。
一方、日本化成は、昭和15年に独自でアンモニアの製造を開始しましたが、その後三菱化学からの購入に切り替え、硝酸、硝酸塩類等のアンモニア誘導品を製造・販売しております。
現在、両社のアンモニア系製品事業は、ボイラー・焼却炉の脱硝用アンモニア及びその主要誘導品である硝酸を中心にそれぞれ堅調に推移しておりますが、今後の事業を取り巻く環境を考えますと、安価な海外品の流入等による国内市場での更なる競争激化が予想されます。今回の事業統合により、最適生産・物流体制の構築など、生産・販売・技術面でのシナジー効果が得られることなどが期待されます。両社は、一致協力して統合効果の早期実現を図り、存在感のある事業として発展させてまいります。
| なお、本件が日本化成の業績に及ぼす影響につきましては、本年8月9日に日本化成が発表いたしました平成17年3月期業績予想を修正いたしますので、本日付で同社が別途開示する「連結及び個別業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。 |
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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日本化成株式会社 総務部
TEL 03-5540-5863 |
三菱化学株式会社 広報・IR室
TEL 03-6414-3730 |
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| 1.三菱化学から日本化成へ統合・集約される事業の内容 |
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現在三菱化学の無機事業部が所管する硝酸、硝酸塩類(硝酸アンモニウム、硝酸ソーダ、硝酸カリ等)、液体尿素のアンモニア系製品の製造・販売事業及び硫酸、オリウム等の無機製品の販売事業
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◇当該事業の工場
三菱化学: 黒崎事業所(福岡県北九州市)
日本化成: 小名浜工場(福島県いわき市) |
| 2. |
期日 |
平成16年12月1日(予定) |
| 3. |
対価 |
約30億円
(棚卸資産、固定資産(製造設備等)等の対価として) |
| 4. |
対象事業の業績(平成16年3月期の三菱化学における業績) |
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売上高: 105億円
営業利益: 6億円 |
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1.三菱化学株式会社の概要
| (1) |
名称 |
三菱化学株式会社 |
| (2) |
主な事業内容 |
製造業(総合化学) |
| (3) |
設立年月日 |
昭和9年8月1日 |
| (4) |
本社所在地 |
東京都港区芝五丁目33番8号 |
| (5) |
代表者 |
取締役社長 冨澤 龍一 |
| (6) |
資本の額 |
145,086百万円 |
| (7) |
従業員数 |
5,285人 |
| (8) |
大株主構成および持株比率
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 |
10.0 |
% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 |
7.0 |
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| 明治安田生命保険相互会社 |
5.2 |
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| 日本生命保険相互会社 |
4.1 |
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| 株式会社東京三菱銀行 |
3.3 |
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2.日本化成株式会社の概要
| (1) |
名称 |
日本化成株式会社 |
| (2) |
主な事業内容 |
製造業(化学工業) |
| (3) |
設立年月日 |
昭和12年9月1日 |
| (4) |
本社所在地 |
福島県いわき市小名浜字高山34番地 |
| (5) |
代表者 |
取締役社長 一万田 道敏 |
| (6) |
資本の額 |
6,593百万円 |
| (7) |
従業員数 |
204人 |
| (8) |
大株主構成および持株比率
| 三菱化学株式会社 |
52.7 |
% |
| 三菱商事株式会社 |
12.1 |
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| 株式会社みずほコーポレート銀行 |
3.5 |
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| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 |
1.6 |
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| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 |
1.2 |
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